著者 : 北上れん
からたち童話専門店 〜雪だるまと飛べないストーブ〜からたち童話専門店 〜雪だるまと飛べないストーブ〜
この春、高校生の零次は倉敷へ引っ越してきた。諸事情あって長兄、次兄、双子の弟妹プラス自分の五人だけで暮らしている。新生活にも慣れてきたある日、零次は自分へ向けられる奇妙な視線に気づく。一方、零次宅の向かいにある『枳殻童話専門店』の店主、『ほっこりさん』こと九十九は、雪のように冷たい美貌を持つ少年と知り合う。少年の目的と、その正体は…?
からたち童話専門店 〜えんどう豆と子ノ刻すぎの珍客たち〜からたち童話専門店 〜えんどう豆と子ノ刻すぎの珍客たち〜
父が海外勤務となり、高校生の零次は倉敷へやって来た。亡き母が営んでいたカフェを長兄・神が引き継ぎ、これからは兄弟ー医大生の次兄・悠貴、双子の弟妹・尊と彩佳、そして自分の五人で暮らすのだ。お向かいの『枳殻童話専門店』の店主・九十九は優しげな美青年だが、神と確執があるらしい。ある雨の夜、『枳殻童話専門店』へ入っていく謎の客を目撃した零次だが…?
隣人に恋の降る隣人に恋の降る
隣に住む仲良しの老人から、“東京に行って、ある会社で働いてほしい”という依頼を受けた青年、羽曳野。そこは超一流の商社。おまけに、用意されていたマンションの隣人は会社の同僚・渋谷だった。昼は気難しいエリートリーマンの渋谷が見せる意外に優しい素顔に、心惹かれていく羽曳野。そんな矢先、老人が倒れたという知らせが…。謎の依頼の真実はー。
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