著者 : 北乃ゆうひ
森の魔獣討伐にやってきたクリスは、バッカスと同じく魔剣技師を名乗るムーリーという男と出会う。 ムーリーの存在はバッカスも認識していて、二人はムーリーが店主を務める店に様子を伺いに行くことに。歓待してくれたムーリーがふるまうスイーツいすっかり魅了される二人に、ムーリーも親しみを感じるようになる。 そして後日、バッカスの工房にやってきたムーリーはバッカスにとある一件を持ち掛ける・・・。
前世の記憶を持ってこの世界に生まれた何でも屋のバッカスは、魔剣造りを目指して魔術と魔導技術の世界へと足を踏み入れる。何でも屋としても腕利きのバッカスの魔術の腕前を見込まれてやたらと厄介事が舞い込んでくるけど気にしない。喰って呑んで魔剣を造って、時々舞い込む厄介事に手を貸して、ちょっぴり女難の相に悩まされるけども、今日もバッカスは日常を生きるのだ。
ビシッと人生やりなおしていくんで夜露死苦ーー!! 顔が強面なせいで降りかかる火の粉を、腕に物を言わせて払ううちに“喧嘩王”として名を馳せてしまった鬼原醍醐。ある日、喧嘩の末に負った怪我がもとで命を失った醍醐の魂は、異世界の神たちによって新たな生を与えられることに。辺境貴族の令嬢ショークリアに転生した(元)喧嘩王は、今度こそ自分らしく生きるために、周囲を巻き込みながら幸せ目指して突き進む。波乱万丈のリライフストーリー!
コミカライズが大ヒットの「箱入令嬢」シリーズ、『引きこもり箱入令嬢の婚約』に続く第2弾! 7歳の魔性式でのトラウマを乗り越え、因縁の伯爵令嬢ルツーラに立ち向かい、建国祭の場で大々的にサイフォン王子との婚約を発表した「箱入令嬢」のモカ。しかし、順風満帆に見えた二人の前に新たな障害が! 王国のご意見番と言われる国王の叔父・ニコラス翁が大勢の貴族が居合わせるパーティーの場で、王子の結婚相手としてモカの『箱』にこもりきりの奇矯な有り様に苦言を呈したのである。さらに、そのパーティーでサイフォンの兄、フラスコ王子の婚約者として現れた一見愛らしい伯爵令嬢コンティーナに、箱魔法の存在を見破られる。そして、モカ達がニコラスへの対応を練る中、密かに進行する新たなサイフォン王子暗殺計画。モカはカチーナや母、サイフォンの助けを借りながらも、勇気を振り絞って様々な困難に立ち向かう。初恋の王子との幸せな結婚のためにーー!
「箱…?」「箱だよな…」「何なのかしら、あの箱…?」成人会ー貴族が17歳を迎えた夏に招かれる王家主催のパーティ。その華やかな会場の片隅に謎の木箱が置かれていた。好奇心に満ちた顔で近付いた第二王子が、「ダメだ。気になって仕方ない。なんだこれ?」と箱の表面を叩くと、「あ、あの…なにか、ご用でしょうか?」と可憐な声が!文字通りの「箱入りお嬢様」と王子様のおかしな恋の物語ー。
ようやく手ごたえのある探索者(シーカー)と出会えたダンジョンマスターのアユム。しかし、まだまだ物足りない彼は、ゼーロスとケーンという「そこそこ」期待に応えてくれそうな探索者を見つけ、二人にノリノリで様々なトラップを仕掛ける。見立て通りにトラップを回避するゼーロスとケーンに、アユムは更なる楽しみを見つけるのだった。 一方、ペルエール王国の城下では、サリトス、フレッド、ディアリナの3人に、ディアリナの妹であるコロナが加わり、ラヴュリントスの攻略再開に向けて準備を始めていた。次の狙いはフロア3だ。 フロア3に入ったサリトス一行は、アユムの性格の悪さを見抜き、次々とトラップを暴いていく。しかし、アユムが仕掛けたとあるモンスターの一団の攻撃で、ディアリナは深手を負ってしまう……。 現代から転生したダンジョンマスターと探索者たちが頭脳と肉体を駆使して、生死スレスレの駆け引きを繰り広げる迷宮探索型ノベル、第2弾!
荒谷逢由武は死んだ直後に、異世界の使者からダンジョンマスターにスカウトされる。面白そうだからと引き受けてみたものの、ダンジョンにやってくる探索者たちはダンジョンの謎解きもろくにできない連中ばかり。そんなところにやってきた一組のパーティー。他の探索者からは臆病者と馬鹿にされてきた彼らだが、逢由武の求める資質を持つのは彼らだった! ダンジョンマスターと探索者の知恵比べが今始まる! 荒谷逢由武は死んだ直後に、異世界の使者から、魔法のタブレットを授かり、ダンジョンマスターにスカウトされる。 元々RPGの仕掛けダンジョンや謎解きダンジョンが好きだった逢由武は、面白そうだからと引き受けてみたものの、この世界の冒険者たちは、どうやら謎解きの「な」の字も理解できてないっぽい。「なんだよ、脳筋野郎ばっかりかよ!」 そんなところにやってきた一組のパーティー。剣士のサリトス、女戦士のディアリナ、弓矢使いのフレッドは、他の探索者からは臆病者と馬鹿にされてきたが、思慮浅い他の冒険者たちと違って、危機察知能力も思考回路も一味もふた味も違うレベルだった。「いいねッ! いいねッ! いいねッ! 最高だよ、あの三人組!!」 すっかり、彼らが気に入った ダンジョンマスターと、彼の求める資質を持った探索者との知恵比べが今、ここに始まる!