小説むすび | 著者 : 原淳子

著者 : 原淳子

無邪気な悪女無邪気な悪女

家庭教師が恋したのは、 傷をもつ謎めいたカリブの富豪。 修道院育ちで天涯孤独の家庭教師サラは、カリブ海沿いの港町へ やってきた。わずか1カ月間ではあるけれど、この町で大農園を 経営する富豪のもとで、彼の亡弟の子供たちを指導するのだ。 サラの目前に迎えの車が停まり、顔に傷のある野性的でセクシーな 男性が降り立った。まあ、なんて素敵な人! 一瞬でサラの心を奪ったのは、雇い主のジェイソンだった。 だが屋敷に着くと、彼の妻を名乗る女主人から罵声を浴びせられ、 子供たちからは敵意を向けられて、すっかり自信をなくしてしまう。 ここに来てはいけなかったの? やがてジェイソンの秘密を知り、 サラは彼への想いを募らせるが、事故に巻き込まれ意識を失い……。 多くのベストセラー作家からリスペクトされる、伝説の作家アン・メイザーの知られざる逸作をお贈りします。無垢な家庭教師と荒々しい大農園主が数々の障害を乗り越えて結ばれる、クラシックな香りが漂うロマンス! 作家の世界観にぐいぐい引き込まれます。

ドクターとわたしドクターとわたし

彼は夢の中でしか会えないひと。 でもある日、奇跡が起こって……。 両親と年の離れた妹の世話に明け暮れる、家事手伝いのメアリー。 ある日、病後の大伯母につき添って訪れた病院で、 オランダ人ドクターのルール・ヴァン・ラケスマ教授と出会った。 髪に白いものが交じった青い瞳の長身の彼をひと目見た瞬間、 メアリーの胸に恋の矢が突き刺さった。 だが、彼は高名な医師だったーー私とは釣り合うはずもない。 もう会うこともないなら、せめて心の中でだけでも先生に会いたい。 メアリーは叶わぬ恋心を白昼夢でなだめる日々を過ごすが、 運命のいたずらか、体調を崩した大伯母の家で教授と再会を果たす。 思いがけず親身に接してくれる彼に、封じた想いはあふれそうで……。 好感度No.1! 大スター作家ベティ・ニールズの描くおなじみの、かわいいしっかり者ヒロインが今作にも登場。すてきな年上の医師にひと目惚れした彼女の胸に秘めた恋はーー? 無表情なヒーローの心の内を想像しながら読むのが楽しい、年の差ロマンスです。

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