著者 : 原雷火
リトラは英雄の魂を導いた経験が無いポンコツすぎる戦乙女。死にそうな英雄を見ると、つい助けてしまうお人好しで上司の大神オーディン(ツルペタ幼女)からは「不死者を倒すか、スカウトもできないならばオーバーイーツ担当(地上のスイーツグルメをオーディンに届けるパシリ)にするぞ」と言われ、降格させられそうな危機を迎えていた。そんな絶賛ピンチなリトラは、強い魔力を持っていながら何故かスカウトされなかった、殴る治癒術士ネクロと出会う。彼は冥界の女神ヘル(悪いお姉さん)によって「不死者」に転生させられてしまった不幸な英雄。死者を導く神が嫌いなツンデレ暴君のネクロとすったもんだがありまして(省略)、リトラは彼とコンビを組んで、世にはびこる悪の不死者を退治することに…!?ヴァルハラすぎる不死者と、ポンコツすぎる戦乙女の不死を巡る大冒険が今ここに始まっちゃう…みたいです!
自分が何者かわからない主人公にゼロという名を与えたのは不思議な小動物・ナビだった。冒険の前にステータスを割り振りオークとなったゼロは、恋仲となったドワーフの女性・ガーネットと添い遂げようとしたが、命を落としてしまう。「今度こそガーネットを守る」ため、あえて「エルフ」への転生を決意したゼロが手に入れたのは、前世の回復力にエルフの魔法力…まさに無敵!彼は黒魔導士にして錬金術士のエルフの少女・シルフィーネと出会い、共に冒険を重ねていく。そんな生活の中、突如ゼロ達の前に姿を現す天使族のシロガネ。はたして、彼女のねらいはー?
自分が何者かわからない主人公。しかも身体は半透明でスライム状だ。気が付けば薄暗い洞窟の中にいた。そこに現れた青い猫のような不思議な小動物・ナビは、彼にゼロという名を与えダンジョンの冒険を促す。冒険を始める前にステータスを割り振り、ゼロが最初に姿を変えたのは、怪力とタフネスさを有す種族「オーク」だった。ゼロは不思議な力で、志半ばで息絶えても何度でも蘇り、地下迷宮の奥深くにある「真理に通じる門」を目指すことになるー時には別種族に転生してでも…。
魔王城前に建つ“最後の教会”は、大神殿より突如送り込まれてきたゴーレムメイド“ぴーちゃん”もメンバーに加わり、一層賑やかさを増していた。そんな時、また勇者アコと見習い神官の魂が教会にやってきた。蘇生させてみるとどうも様子がおかしいので話を聞くと、大図書館を防衛しようとして鬼魔族に破れてしまったらしい。被害を前に自分の弱さを後悔するアコに応え、彼女の修業を請け負う傍ら、セイクリッドも鬼魔族討伐に出向くがー鬼魔族は“賢者”なる存在を探しており、何故かセイクリッドのことを“賢者”と勘違いして襲いかかってきてー!?魔王にも勇者にも頼られる最凶聖職者の最前線スローライフ第2弾!
勇者に憧れる少年・白州大雅は、ひょんなことから異世界へ転生してしまう。気がつけば暗い謁見の間で玉座に座っていて、戸惑う大雅に、獅子の頭部を持つ男が執事然と語りかける。「何を驚かれていらっしゃるのか……さてはお戯れですかな、魔王様?」大雅の魂は、あろうことかこの世界の魔王フランジェリコの肉体に宿ってしまったのだ。それでも夢が諦めきれない大雅は、人間世界への潜入を名目に、勇者学園へと入学する。偶然出会った勇者の末裔の少女レナと、追ってきた魔族の許嫁マリーに囲まれつつ、その正体がバレないように落ちこぼれ勇者候補と魔王の顔を使い分け、大雅は真の勇者を目指す!
史上最年少で大神官となったセイクリッドの栄誉ある赴任先、そこは魔王城前に建つ“最後の教会”だった。この辺鄙な場所で、勇者が来るのを待たねばいけない。それまで平和に過ごすために必要なのはー魔王軍との“ご近所付き合い”!大神官ゆえの説法で門番を屈服させ、怒鳴り込んできた魔王ステラも光の撲殺剣で懐柔に成功!平和な日常を手にいれたと思いきや、何故か魔王は可愛い妹とともに教会に入り浸るようになってしまいー!?魔王も勇者にも頼られる最凶聖職者の最前線スローライフ、開幕!