著者 : 吉成大四郎
夢花一輪夢花一輪
世阿弥を師と仰ぐ、若き金春大夫・氏信(のち金春禅竹)は能の奥義を極めんと苦悶の道を歩んでいた。そんな中、隆盛を誇る観世座一門に大きな問題が巻き起こる。跡を継ぐ者たちは何を思い、どう動くのかー。能の歴史的なターニングポイントを物語に昇華し、風姿花伝、六輪一露之記といった秘伝書誕生の裏側に迫る意欲作。
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世阿弥を師と仰ぐ、若き金春大夫・氏信(のち金春禅竹)は能の奥義を極めんと苦悶の道を歩んでいた。そんな中、隆盛を誇る観世座一門に大きな問題が巻き起こる。跡を継ぐ者たちは何を思い、どう動くのかー。能の歴史的なターニングポイントを物語に昇華し、風姿花伝、六輪一露之記といった秘伝書誕生の裏側に迫る意欲作。