著者 : 塩崎利雄
新極道記者新極道記者
ナリタブライアンがよもやの敗戦を喫した。怪物ハイセイコー、皇帝シンボリルドルフ…。勝ち続けることの困難さを痛感する競馬記者の松崎達也。賭け事なら何でもござれで、競馬はもとより、麻雀ホンビキその他、高額レートでヒリヒリするような勝負に身を焦がす、人呼んで極道記者。ツキに見放されて真っ逆さまの奈落の底で、一世一代の大勝負に出るが…。伝説的賭博小説『極道記者』の続篇!巻末付録:わかりやすい手本引き。
極道記者極道記者
落ちぶれて、二百円券一枚握りしめ競馬場の金網にぶら下がって大声出していたって、それも一生じゃねえかー天国か地獄かという勝負を仕掛けた松崎の前を、十九頭の馬が疾駆して行く。東洋スポーツの競馬担当記者・松崎は、博奕三昧の日々を送っていた。ホンビキ、麻雀、チンチロリンと身を焦がす勝負にささくれては三人の女の所を泊り歩く…。凄まじいまでの賭博シーンが伝説となった傑作、遂に文庫化。
止まり木ブル-ス(1)止まり木ブル-ス(1)
「日刊ゲンダイ」毎週末好評連載。同時進行、ウイークリー馬券小説。待望の単行本化、第1弾。昭和61年6月15日の「福島テレビ杯」から、昭和62年12月27日の「有馬記念」までを収録。健坊の勝率やいかに。
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