著者 : 増田久美子
青ハゲタカの入江青ハゲタカの入江
フェイヤーダル人からローダンたちに、惑星プレーンドム訪問を許可する連絡がきた。テストでは合格しなかったにもかかわらず、何者かの介入により、許可がでたのだ。プレーンドムには、行方不明のテラに関して情報を持つと思われる、テルムの女帝の謎を解く鍵があるにちがいない。だが、ローダンのほかに、フェイヤーダル人が指定してきた同行者七人は、異種族との交渉経験のすくない“ソル”生まれの若者ばかりだった。
世界支配者世界支配者
ヨルショル霧状星雲での悲劇のあと、ローダンとアトランの対立はますます深刻化していた。NEIの180隻の艦隊に“ソル”は包囲され、“ソル”生まれの乗員たちは“故郷”の危機に不安をつのらせる。そのなかのひとり、ラレエナには、猫のような外見と敏捷性を持つ息子のブジョがいた。“ソル”生まれの代表を自任するサイバネティカーのヘルムートは“猫男”ブジョの力を借り、事態を打開する糸口を探そうとするが…。
ポスビの友ポスビの友
地球がブラックホールにのみこまれる日が近づいた。本能的な死の恐怖におびえるアフィリカーたちは、あらゆる手段を講じて宇宙船を手に入れ、地球脱出を試みようとする。ところが、謎の薬物“ピル”を常用する人々は、目前に迫った恐怖も忘れ、おだやかな日々を過ごしていた。薬物の正体はなにか。出どころは?“ピル”の秘密を探るために、レジナルド・ブルは中国イーシェンに飛ぶ。そこで、驚くべき事実が判明した。
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