著者 : 大塚已愛
ネガレアリテの悪魔 黎明の夜想曲ネガレアリテの悪魔 黎明の夜想曲
「僕達はもう会うべきではない」サミュエルから別れを告げられたエディスに突如持ち上がった婚約話。相手は18歳年上で侯爵家の三男にして資産家のヘイミッシュだった。彼はサミュエルを十番目と呼び、その居場所を教えたならば、エディスの出生の秘密を明かすという取引を持ち掛ける。一方サミュエルは、「また会おう」と言い遺し“あちら側”に消えていったブラウンの真意を探るため、奪われた記憶の断片を求めるがー!?
ネガレアリテの悪魔 贋者たちの輪舞曲ネガレアリテの悪魔 贋者たちの輪舞曲
19世紀末、ロンドンの画廊で展示されたルーベンス未発表の「真作」。エディスはその絵に目を奪われるが、見知らぬ美貌の青年は「贋作」と断言した。数日後に画廊を再訪したエディスは、突如色彩が反転した世界に閉じ込められ、絵の中から現れた異形の怪物に襲われる。間一髪のところを救ってくれたのは、サミュエルと名乗った先日の青年だった。贋作に宿りし悪魔を祓えー少女×人外の麗しきコンビが謎に挑む冒険活劇、開幕!第4回角川文庫キャラクター小説大賞大賞受賞作
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