死は全て無に帰すことを想像できる人間の悲しさなのか、生命があること自体が神秘な喜劇なのか、時にはユーモラスに人を想う心が温かく伝わってくる第18回日本海文学大賞受賞作品「崖」、銀華文学賞奨励賞「ラスト・トゥデイ」ほか。