著者 : 大貫昇
暗号コード〈Scimitar〉(シミタール)(上)暗号コード〈Scimitar〉(シミタール)(上)
ニューヨークで開かれている米ソ軍縮会談の席から、ソ連の科学者ラビノビッチが亡命を図った。「軍縮会談をふっとばす重大な情報がある」ラビノビッチはこう言ったが、その中身を明かす前に、KGSに彼の身柄を奪還された。重大な情報とは何か?米国の影の巨大情報機関DIAのロスとライルは、ことの真相を探るべく調査に乗りだした。だが、KGBは彼らの動きをしつように妨害。ついには2人の生命を狙うべく、殺し屋をさしむけたのだった…。
暗号コード〈Scimitar〉(シミタール)(下)暗号コード〈Scimitar〉(シミタール)(下)
米国の巨大情報機関DISのエージェント、ロスとライルはKGBに復讐を誓った。謎を解く鍵はアフガニスタンにある。そこで行われる〈SCIMITAR〉プロジェクトがポイントだーそう確信したロスとライルは、アフガニスタンへ潜入。ソ連の謀略の証拠を掴むべく、決死の探査行が始まった。だが、ここにもKGBの手はのびていて、危機が次々と二人に襲いかかった…。米ソ軍縮会談の驚くべき裏面を雄大なスケールで活写する、本格軍事情報小説!
キャスコ湾乗っ取り作戦キャスコ湾乗っ取り作戦
1942年8月、米メイン州のキャスコ湾に一隻のUボートが浮上した。乗員は米国人傭兵ジョン・ライカー率いる40名のドイツ軍決死部隊。彼らの任務はキャプテンズ島にある巨砲2門を乗っ取り、その砲で英国へ向かう米輸送船団を壊滅させるという破天荒なものだった。そうすれば、ドイツは全ヨーロッパを席捲できるーと。この大作戦は成功するのか。米アクション小説の俊鋭が満を持して放つ痛快無比、奇想天外な傑作戦争アクション!
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