著者 : 大野龍浩
シャーロット・ブロンテ150年後の『ヴィレット』シャーロット・ブロンテ150年後の『ヴィレット』
『ヴィレット』再読への招待! 毀誉褒貶の激しい評価を受け続けた『ヴィレット』とは如何なる作品か!? 『ジェイン・エア』に勝るとも劣らない名作との再評価が高まる作品の魅力に多角的に迫る。 ●収録目次──まえがき (白井義昭) 1 『ヴィレット』の一五〇年ーー『ヴィレット』批評史のまとめ(泉忠司) 2 『ヴィレット』、統計的構造分析による主題の解明 (大野龍浩) 3 嵐と死を呼び寄せる船「ポールとヴィルジニー号」--『ヴィレット』における引用の織物(鈴木美津子) 4 ヒロインはだれかーー揺らぐベクトル (白井義昭)
シルヴィアの恋人たちシルヴィアの恋人たち
『シャーロット・ブロンテの生涯』の著者として有名なイギリスの女流作家の恋愛長編小説の本邦初訳。19世紀のイギリスの漁港を舞台に「真実の愛とは何か」をキリスト教信仰と「海の永遠性」とを絡めて描く。100頁の詳細な解説付。
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