著者 : 奉
神話伝説の英雄の異世界譚 12神話伝説の英雄の異世界譚 12
初代皇帝アルティウスの遺骸を乗っ取り、ついに復活を果たした“無貌王”。仇敵と対峙する比呂の胸中には、千年前に“黒椿姫”-先代“黒辰王”と交わした約束がよぎる。一方、“精霊壁”崩壊の報はリズ達にも届き、大帝都へと迫る“化物”の軍勢と比呂の動向を憂慮するリズだったが、グランツ大帝国の混乱に乗じようとするヴァニル三国の対処に向かうのだった。ローザ、スカアハ、ヴァイスといった仲間達がリズの元に集う中、アウラはリズのために智謀を巡らしていてー!?“軍神乙女”が戦禍の中で想いを繋ぐ第12巻、開幕!!
神話伝説の英雄の異世界譚 8神話伝説の英雄の異世界譚 8
比呂とリズ、2人の道が分かたれてから2年の月日が流れたー。皇帝や“軍神”を喪った傷は根深く、権勢に綻びを見せ始めるグランツ大帝国。その中枢では、強く、美しく成長したリズが、ローザ達に支えられながら力を振るっていた。そしてリズは南方からの要請を受け、隣国であるシュタイセン共和国の新たな指導者を巡る争いに身を投じる。一方、“黒辰王”としてバウム小国に身を置く比呂もまた、ある思惑からシュタイセン共和国へと赴くのだった。群雄割拠の大陸を舞台に、リズの「王道」と比呂の「覇道」が絡み合い、新たな時代を紡ぎ出す!怒濤の第8巻、開幕…!!
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