著者 : 安岡真
沈黙主義の女たち沈黙主義の女たち
沈黙は何かをずたずたに引き裂くかもしれない…!天才作家が空前の文学的実験で物語る超ユニークな「カルト集団小説」。ある家族のアンチ・ポートレイトと無言劇を描く「ホワイティング作家賞」受賞作家の問題作。
弔いの森弔いの森
迷彩服に身をつつみ、偽物の拳銃を手にして森林のなかで実戦さながらの戦闘をくりひろげる戦争ゲーム。その最中に、ひとりの若者が実弾をうけて死亡した。ちかくの山で鹿狩りをしていたハンターの流れ弾が命中したのか?調査員を引退したブランドステッターは、恋人のセシルから事故の件を知らされた。それによると、死亡したのはセシルの勤め先のテレビ局にいたヴォーンという若者で、人種差別主義者であったという。当然、敵も多く、そのうちのひとりに殺されたということも大いに考えられた。しかも、ブランドステッターが調査を開始してみると、ヴォーンと同棲していた女性が、事故の直後に自分の幼い息子をつれてどこかへ姿を消していることが判明した。彼女はなぜ逃げるように去ったのか?そして、どこへ?アメリカ社会にはびこる人種差別の実態を、ホモセクシュアルの調査員ブランドステッターが鋭く抉る問題作!
ホーム・アローンホーム・アローン
シカゴの郊外に住むマカリスター一家は、パリでクリスマスを過ごすため、しんせきの家族といっしょに出席した。ところがひょんなことから、7歳の男の子ケビンが家にとり残されてしまった。うるさい兄さんや姉さんたち、パパとママがいなくなって、ケビンは大喜び。でもそこへ二人組の泥棒が襲ってきたから、さあ大変。知恵と勇気をふりしぼって、ケビンは泥棒に立ち向かうが…。全米で人気爆発の痛快ホーム・コメディ。
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