著者 : 安東能明
伏流捜査伏流捜査
“生活安全特捜隊”とは、風俗や少年犯罪、サイバー犯罪まで、あらゆる事案を追う警視庁の一組織である。結城公一がその“生特隊”の班長となって3年目。渋谷のクラブで脱法ハーブが売買されているとの情報がもたらされた。売人は、子供たちにダンスを教えている男らしい。クラブ摘発に市民から反発の声が上がる中、結城らは男の行方を追うが…。生特隊の刑事たちが活躍する傑作警察小説。
聖域捜査聖域捜査
“生活安全特捜隊”-風俗から環境犯罪まで、あらゆる事案を追う警視庁生活安全部の特別捜査隊である。入庁以来、第一線の刑事への夢を抱き続けていた結城公一警部は、40歳を迎えた年にその“生特隊”の班長に任命される。捜査一課をはじめとする花形部署から軽んじられる生特隊だが、結城は個性豊かな部下たちにサポートされて果敢に難事件に挑んでいく。犯罪捜査を新たな視点で描く警察小説。
強奪箱根駅伝強奪箱根駅伝
十二月三十日夕方、神奈川大学駅伝チームのマネージャーが行方不明になり、同じ頃、局内のモニターに女を監禁する映像が送られてきた。中継波が操られているのか?誰が?何のために?後手に回る捜査、見えぬ犯人像、刻々と迫る生中継。解決のメドも立たぬまま、ついに、選手たちは正月の箱根路へスタートを切った…。各区間で演じられる激走のドラマと、犯人側との攻防がシンクロする!一気読み間違いなしの感涙サスペンス。
漂流トラック漂流トラック
検問をすり抜け、狭まる包囲網をかわしつつ、空前の金塊強奪作戦を敢行、謎の積荷を抱いて、さらに西へと突っ走る…。飛び交うCB無線、謎の白骨死体、そして物流業界の潰し合い。ロジスティクスの内幕と、トラッカーたちの魂の叫びを描く傑作サスペンス。