著者 : 宮乃崎桜子
綺羅の皇女(2)綺羅の皇女(2)
皇帝しか見るはずのない予知夢を見る皇女咲耶。ある時、真秀皇国の民が斬り合う血腥い夢に慄いた咲耶は、それを阻止すべく急ぐが、逆に民を扇動した罪を着せられてしまう。行く先々で災いが起きるのは自分のせいなのか。だから母汀子は自分に謀反人の烙印を押すのか。逆巻く運命の渦は、容赦なく咲耶を飲み込む!!
綺羅の皇女(1)綺羅の皇女(1)
皇族ながら、両親の愛を知らずに修道尼院で育った皇女・咲耶。真秀皇国の皇帝しか見るはずのない予知夢を見る咲耶は、それを他言することを厳しく禁じられていた。隣国に嫁ぐために峠を越えたある日、夢で故国の惨状を知るも、咲耶には知らせる術がない。だがー権謀渦巻く皇国で、特異な生を享けた少女の運命は。
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