著者 : 宮原昭夫
宮原昭夫小説選宮原昭夫小説選
60年代から現在に至る作家の全貌を求め、中短篇を編んだ。『幼い廃園』(デビュー作)、『石のニンフ達』(文學界新人賞受賞作)、『誰かが触った』(芥川賞受賞作)、『やわらかい兇器』、『小舟の上で』、『待っている時間』、『私小説家の私事』を含む33篇。
陽炎の巫女たち陽炎の巫女たち
女子美術大を出た3人のギャルが、焼きものの里、信楽を訪れ、陶芸に魅せられる。つぶれた養鶏場を借りて、鶏糞の悪臭に悩まされ、ホステスなどのアルバイトをしながら、多数の男友達の応援もあってやっと自分たちのアトリエと窯が完成。1970年代の青春群像を浮き彫りにする軽妙洒脱な長編ロマン。
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