著者 : 宿野かほる
はるかはるか
賢人は小さな頃、海岸で一人の少女と出会う。彼女の名は「はるか」。一瞬で鮮烈な印象を残した彼女を、賢人はいつしか好きになっていた。それから30年以上。長じて人工知能の研究者となった賢人は、ある画期的なAIを生み出す。AIの名は「HAL-CA」。それは、世界を変えてしまうほどの発明だったー。近未来の愛を予言した、衝撃の恋愛小説。
ルビンの壺が割れたルビンの壺が割れた
この小説は、あなたの想像を超える。結末は、絶対に誰にも言わないでください。「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」--送信した相手は、かつての恋人。SNSでの邂逅から始まったぎこちないやりとりは、徐々に変容を見せ始め……。ジェットコースターのように先の読めない展開、その先に待ち受ける驚愕のラスト。前代未聞の面白さで話題沸騰、覆面作家によるデビュー作!
PREV1NEXT