著者 : 小林浩子
魔法のサーカスと奇跡の本魔法のサーカスと奇跡の本
図書館員のサイモンへ、未知の書籍商から一冊の本が送られてきた。18世紀のサーカス団長による日誌で、母方の祖母の署名があった。姿隠しの術を使う少年、マーメイドの少女、悲劇を暗示するタロット占い師。さまざまな人物が登場するこの本によって、サイモンは祖母と母親を含む母方の女性が、いずれも若くして7月24日に溺死していたと知る。一族には呪いがかかっており、妹の身が危ないのではーー。サイモンは本を手掛かりに家族の秘密を探り始める。いにしえの本と呪われた一族をめぐる物語。
007/赤い刺青の男007/赤い刺青の男
世界を震撼させる新手の細菌テロか?東京発ロンドン便の機中で若い女性が高熱を発して急死、日本で製薬会社を営む彼女の家族もまた東京近郊の自宅で同じ症状を呈して死亡した。遺体には蚊の刺し痕が…事態を重く見た日本情報部の要請で、英国情報部はジェイムズ・ボンドを日本へ急派する。日本では緊急のG8サミットが開催される予定なのだ。日本へ飛んだボンドは、旧知のタイガー田中と協力して事件の謎を追う。東京で殺し屋の襲撃を退け、特急列車で一路、謀略渦巻く北海道、そして瀬戸内海へ!世界転覆を企む巨魁との対決の結末は。
007/ゼロ・マイナス・テン007/ゼロ・マイナス・テン
香港で怪事件が頻発し、英中間の緊張が高まった。追い討ちをかけるように水上レストランで大爆発が起き、多数の死者が出る。すべての事件は、香港に本拠を置く国際貿易会社に関係していた。さらに、オーストラリアの荒野で起きた謎の核爆発で世界の平和は重大な危機に直面する。事態打開の指令を受けたジェイムズ・ボンドはただちに香港へ飛ぶ。だがボンドの目前で、問題の貿易会社のオーナーが爆殺された。背後に潜むのは中国軍か、それとも犯罪組織か…香港壊滅の大陰謀に007が挑む!イアン・フレミング財団公認、007の新たな冒険。
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