著者 : 小林理子
勇者の代償勇者の代償
ヴェトナム戦争の英雄エリスは、やっと帰国したイギリスの人里離れた場所で孤独に暮らしていた。そんな彼の前に、突然自動小銃を持ったヴェトコン部隊が姿を現わし、有無をいわさず襲ってくる。わけもわからずショット・ガンで応戦するエリス。やがて意識を失った彼が次に目を覚ましたとき、隣りの部屋では彼の恋人と、命の恩人でもある親友が死んでいた…。どちらも彼のショット・ガンで頭を吹き飛ばされて。一体何が起きたのか?
デリンジャーデリンジャー
時は大恐慌時代。銀行強盗と脱獄を繰り返し、全米を震え上がらせた男がいた。その名はジョン・デリンジャー、司直の手によって〈公敵ナンバー・ワン〉のレッテルを張られたギャングのボスである。彼はしかし、富める者からは奪うが貧しい者には決して手を出さぬ男の中の男として、民衆の人気を集めていた。そんなデリンジャーが4度目の脱獄を果たしたのちの生きざまをジャック・ヒギンズが別名を使って克明に描き出した冒険長編。
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