著者 : 山下洋輔
ドバラダ門ドバラダ門
「明治の五大監獄」を造ったおれのじいさん、山下啓次郎。そこから始まるルーツ探しは、幕末明治の薩摩魂しゃばどび大騒ぎ。ローヤも造れば国も造る、時空を超えた大ジャムセッション、轟くは三十一億五千三百六十万秒の霹靂!-文壇をも席捲した超絶小説。幕末明治のヒーロー全員集結!西郷が叩き、大久保が弾き、川路が吹きまくる怒涛のセッション、明治国家はこうして生まれた。超ド級展開、伝説的傑作小説が奇跡の復活。
ドバラダ門ドバラダ門
門を作った張本人、その名は山下啓次郎。おーまいごっど、オレのじいさんが建築家だと。ルーツ探しに旅行けば、出るぞ鹿児島、やっぱり西郷。山下清も乱入し、時空を越えた大騒ぎ。官軍、逆賊を叩っ斬れば、洋輔、ピアノを叩っ弾く。門を壊しちゃならねえと、反対門前コンサート。住民一気に盛り上がり、かつぎ出されたピアニストー。日本文壇をしゃばどびと震撼させた奇著を読め。
ドバラダ門ドバラダ門
すべてはその門から始まった。鹿児島刑務所の門。それを作ったのがオレのじいさんだぁ?そして著者のルーツ探しの旅は、突然幕末サツマの実態へと迫り、西郷さんは来るわ山下清は出るわ、古文書は飛びかうわ刑務所取り壊し反対門前コンサートは開かれるわ…。あらゆるエピソードが時空を越えて融合する、抱腹絶倒の大著。
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