著者 : 山口香
都市銀行準大手の白百合銀行。各行が鎬を削る東京・多摩地方で敏腕を揮い、業績を順調に伸ばしていた支店長の鈴木昇は、盛夏のなか大口融資の決済を仰ぎに出向いた本社で、派遣社員の常務秘書と知り合った。さっそく彼女を口説き、食事から酒とお決まりのコースでホテルへ…。だが、美貌の彼女は思いもよらぬモノを持って鈴木の前に…。書き下ろし長篇官能ロマン。
白百合銀行の成城支店に赴任してきた鈴木昇は四十二歳。仕事の実績をかわれて渉外担当代理に抜擢されたが、彼は美女には目がない好色漢。仕事のついでに顧客の女性を次々と口説き落とし、手慣れたテクニックと自慢のモノで美女たちを絶頂へと導く。ある日、そんな鈴木の前に、ポスター撮影でアイドルタレントの西宮あかりが現れて…。書下ろしサクセスロマン。
友子は、奥深くまで指をねじ込まれ、柔肉をくじられながら、一気に昇りつめていた。ほおずりをされ、肉厚の舌で舐められると友子は、全身にむずがゆいしびれを感じていた。動物のように2人は、お互いの体をむさぼりあう。男から男へ渡り歩く女、友子の淫乱な性を描いた長編官能小説。
デパートの外商部の係長・中条は得意先の社長令嬢・恵理子とホテルのベッドでセックスに励んでいた。彼女から、中条が死別した恋人に似ているということで、誘いをかけられたのである…。中条はさして男前でもなく、いたって平凡な顔立ちであったが、かえってそれが女性に警戒心を起こさせないからモテルのである。その上、彼は女性に対してこまめだった。
縛められた女体の孔という孔を抉り穿つ、男の肉根とバイブレーター。囚われの部屋の中で、際限なく繰り返される悪魔の恥戯に、知らず慟哭の肉汁を滴らせる女の秘処。抵抗をあきらめ、忘我の世界に身を委ねた時ー、それが新たな苛虐の無間地獄の始まりであることを彼女は知らないー。
犯されている。決して感じる訳にはいかない。けれど…。男たちの奸計により見知らぬ別荘に監禁され蹂躪される美人モデル・洋子。手錠と足枷を嵌められた牝犬は、男たちの容赦ない責めに苦痛の呻きを漏らす。剃毛、放尿そして邪悪な肉棒が菊の蕾をも貫いた時、耐え続けた女の最後の壁が崩れ堕ちてゆく。
ベッドでみつけた博美の股の付け根にある親指大のヤケド。以前、グレていたときチンピラに入れ墨されたので、タバコの火で焼いた跡だという。鈴木はビビる気持を鎮めて、その傷にキスをした。なんといっても銀行の渉外係の彼にとって、博美は毎月定期預金を積んでくれる客なのだ…。ホステスから人妻・OLまでを狂わす銀行マンの巨根と絶頂テクニック。
夫を亡くし、娘玲子とともに富豪の実業家の許へ後妻に入った育枝。だがそこは血に呪われた淫魔の棲む館だった。淫らな儀式に悦楽の鳴咽を洩らしたのも束の間、やがて自分たち母娘が永遠に囚われた性奴であることを知る育枝。屈辱のプレイによって母娘がいざなわれるところは、この世の地獄なのか…。
セーラー服に包まれた青い果実ー。その熟れきらぬ秘唇を二匹の牡獣が踏みにじる。柔襞を拡げて入りこむ肉棒に苦痛の叫びを上げる少女。だが同時に口腔を、そして菊蕾を抉られた少女は、やがて叫びを愉悦のものに変える。初めての快感の嵐に襲われた身体は、少女が男たちに抗うことをもう許さない…。
ショーツの猿轡をかまされ、パンストで手脚をベッドに縛られ、破爪の恐怖に怯える双子の姉妹の妹・有希。抵抗なすすべなく、男たちに処女の花弁を辱められ、菊の蕾を穿たれ、白濁の樹液を顔面に放たれるー。姉・亜希とともに双子の姉妹が晒された凌辱。それは、鏡地獄のように永遠に続くのか…。
社長秘書から、後妻として年齢の離れた社長の許へ嫁いだ真紀。しかしそれは、性の奴隷への道程だった。2人の息子とその友だちに犯され、娘の借金の肩がわりに証券マンに強姦された真紀。彼らの巧みな責めに、若き継母の花芯は無意識のうちに潤い、次第に快楽の淵に堕ちていく…。
島根半島の東端、美保関燈台下で美女が扼殺死体で発見された。数カ月後、殺された女性が同級生だったと知った菊地大作は、死体を遺棄したとみられる夜、燈台近くで恋人法子とともに男の恐喝にあっていたことを思い出し、その時拾った写真引き替え券から男を犯人と断定し行方を追った。だが、男はすでに殺されており、菊地も松江で刺殺されてしまう。一方、法子から菊地殺しの犯人探しを依頼された探偵の甲斐正樹は菊地のダイイングメッセージ“米子”の意味を求めて、策略と殺意の罠が待ちうける出雲路へと飛ぶ-。
結婚相談所“白菊ブライダル”には今日もまた結婚相手を求めてさまざまな女達が訪れる。そしてそんな彼女達を待ち受けるのは副所長“東田靖夫”の性の婚前チェックだった。未亡人から女子大生、美人アナウンサーから、はたまたAV女優まで彼の手にかかれば最後、皆彼の性の奴隷になり果てる。彼女らが想いはべらすのは、まだ見ぬ夫との一夜なのだろうか?リアルな描写で迫る官能長編。
夫を亡くし、孤閨に耐えかねる圭子が家政婦として住み込んだ資産家の邸宅。家人の留守中訪れた義弟との情事をその家の息子に覗かれた時、圭子の地獄への転落は始まった。弱味を握られた圭子は、息子とその友人3人に輪姦され、家の主人に凌辱され、夫人にまで秘裂を嬲られる。狂気の家に囚われた圭子は、逃げることもままならずいつしか忠実な奴隷へと堕ちていく…。