著者 : 山室静
雪の女王 アンデルセン童話集雪の女王 アンデルセン童話集
悪魔の鏡が砕け、世界中にとびちった。そのかけらの一つが目に入り、少年カイの心は氷のかたまりのようになっていく。いじわるになってしまったカイを、雪の降るある日、雪の女王が連れ去ってしまう。少女ゲルダはカイをさがし、日の光やカラス、鳩、魔法使いや山賊の娘、トナカイらに助けられながらお城へ向かうが……。表題作ほか、「みにくいアヒルの子」「モミの木」「赤い靴」「マッチ売りの少女」など、中期代表作10話を収録。 [もくじ] みにくいアヒルの子 モミの木 雪の女王ーー七つのお話からできている物語 赤い靴 マッチ売りの少女 鐘 影ぼうし 水のしずく 幸福な一家 ある母親の物語 解説 訳者
小さい人魚姫 アンデルセン童話集小さい人魚姫 アンデルセン童話集
15歳になった美しい人魚姫がはじめて海の上へと出た夜、船では美しい王子の誕生日を祝っていた。一目で恋に落ちた人魚姫は、魔女に頼み、美しい声と引き替えに人間の足を手に入れる。王子と結婚できなければ、海の泡と消えてしまう人魚姫は、王子に再会し…。幾度も涙を流しながら執筆したという表題作のほか、「親指姫」「はだかの王さま」「しっかりもののすずの兵隊」「野の白鳥」「ナイチンゲール」など、初期代表作を12話収録。
PREV1NEXT