著者 : 山本杜紫樹
相生 上相生 上
就職を機に上京した橘子は良き先輩社員に恵まれ、消息不明だった幼馴染・清躬との再会も果たす。一方、清躬の戀人・紀理子は忽然と姿を消す。そして、橘子も謎の屋敷の者たちによって危機に陥る。「希望は蜘蛛の糸に過ぎない」と言われた橘子だったがー純真な魂を巡り策謀が渦巻く、長編ファンタジー前編。
相生 下相生 下
“神秘”と呼ばれる少女を絵に描ける清躬は、その秘密を語る。その鍵を握っていたのは、幼馴染の橘子だった。謎のお屋敷では、盲目の少女たちを救い出そうと梛藝佐が動く。不可知、不可能を認めない男・神上がめぐらす策謀に、妹の詩真音もかかわるのだったがー若者や少女たちが新たな世界を開く、長編ファンタジー後編。
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