著者 : 山田一喜
路傍の石(上)路傍の石(上)
時代は明治後期。地方都市に住む愛川吾一は町一番の秀才であった。が、酒浸りの父のせいで進学が許されず、丁稚奉公に出される。歯を食いしばり、自らの逆境を跳ね返し成長していく吾一。人はつらいときほど成長する。負けてはいけない。金がなくても。道ばたの石ころのような扱いを受けようともー。「君たちはどう生きるか」の成立にも関わった作家・山本有三の代表作「路傍の石」を完全まんが化。一人の人間の成長を通して、人間はいかに生きるかを問いかける教養小説の傑作。オールふりがなつき!
路傍の石(下)路傍の石(下)
「東京へ。東京へ。今に見ていろ!」奉公先の呉服屋を飛び出し、チャンスを求めて東京に向かった吾一。伝手もなにもない裸一貫からの再スタートは、しかしさらなる苦難の連続であった。様々な職業を経験し、いろいろな人と出会う中で、吾一は途中で放棄せざるをえなかった学ぶ機会を再び得る。そして大きなビジネスへの糸口を掴む。大正・昭和の国民作家・山本有三の代表作をまんがにー。悲しくて、楽しくて。元気の出る一冊に仕上げた!オールふりがなつき!
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