著者 : 岩下悠子
漣の王国漣の王国
私たちにとって綾部蓮は、遠い国の王様だった。神の贈り物のごとき肉体に恵まれ、水泳の才と美貌を気ままに揮い、その周囲に王国を築きながら、入水自殺した青年。永遠に若いままの彼を残して、それでも私たちの人生は続く。期待の俊英が紡ぐ、忘れ難き連作ミステリ。
水底は京の朝水底は京の朝
人見知りの新人女性監督と人間嫌いな脚本家。虚構と真実の境界線で2人が見たものとは?連続ドラマ制作中の2人にせまる邪な闇と謎。名女優や片腕の男たちも巻き込み、撮影は進行するがー。「相棒」「3月のライオン」脚本家小説デビュー作!
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