小説むすび | 著者 : 岩本ゼロゴ

著者 : 岩本ゼロゴ

フリードリヒの戦場 2 受け継ぐ者たちの覚悟、去り行く者たちの胸臆フリードリヒの戦場 2 受け継ぐ者たちの覚悟、去り行く者たちの胸臆

絶体絶命の危機ーー試されるのは、導く者としての素質と覚悟。 一つの嘘をついたことをきっかけに、その類いまれなる才能を認められた孤児の青年フリードリヒ。 王国騎士としての初陣で戦果を上げ、なんとエーデルシュタイン王国の英雄マティアス・ホーゼンフェルト伯爵の養子として迎え入れられる。 突然の環境の変化に戸惑いながらも、貴族社会での顔見せも無事済ませたフリードリヒは、偉大な英雄の息子として、徐々にその名を広めていくのであったーー。 ある日、フリードリヒは養父マティアスとともに王太女クラウディアに呼び出され、戦争状態の続く隣国アレリア王国との今後についての計画を伝えられる。 クラウディアの弟・王子コンラートを大将として国境への進軍を行うことになった王国軍は、順調に作戦を開始したかと思われたが……とある人物の裏切りによって事態は急変。 敵軍に情報が漏れ、先回りされてしまう!  絶体絶命の危機に、若き天才軍師フリードリヒが講じた驚くべき奇策とはーー!?

フリードリヒの戦場 1 若き天才軍師の初陣、嘘から始まる英雄譚の幕開けフリードリヒの戦場 1 若き天才軍師の初陣、嘘から始まる英雄譚の幕開け

隣り合うアレリア王国との紛争が続いているエーデルシュタイン王国。自らの出自を知らない孤児の青年フリードリヒは、幼い頃から非凡な聡明さを持て余し、平凡な人生にどこか物足りなさを感じながらも、田舎の町で穏やかに暮らしていた。ある日、町はずれに盗賊団が出没し、制圧に向かった討伐隊が壊滅。絶望的な状況に戸惑う民衆だったが、フリードリヒだけは様子が違いー?「僕は英雄マティアス・ホーゼンフェルト伯爵の息子だ」「大丈夫、僕の考えた作戦通りに動けば必ず勝てる」こうして自らを英雄の隠し子であると偽り、巧みな話術で民衆を奮起させて見事盗賊団を撃退!一件落着するも、英雄の息子を騙った罪人として捕らえられてしまう。重罰は避けられないかと思われたが、なんとマティアス本人からその才能を見出され、王国軍の騎士として国に貢献するよう命じられてー?これは、何者でもなかった青年が、歴史に名を刻む偉大な英雄となる物語。

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