著者 : 岩本ゼロゴ
フリードリヒの戦場 1 若き天才軍師の初陣、嘘から始まる英雄譚の幕開けフリードリヒの戦場 1 若き天才軍師の初陣、嘘から始まる英雄譚の幕開け
隣り合うアレリア王国との紛争が続いているエーデルシュタイン王国。自らの出自を知らない孤児の青年フリードリヒは、幼い頃から非凡な聡明さを持て余し、平凡な人生にどこか物足りなさを感じながらも、田舎の町で穏やかに暮らしていた。ある日、町はずれに盗賊団が出没し、制圧に向かった討伐隊が壊滅。絶望的な状況に戸惑う民衆だったが、フリードリヒだけは様子が違いー?「僕は英雄マティアス・ホーゼンフェルト伯爵の息子だ」「大丈夫、僕の考えた作戦通りに動けば必ず勝てる」こうして自らを英雄の隠し子であると偽り、巧みな話術で民衆を奮起させて見事盗賊団を撃退!一件落着するも、英雄の息子を騙った罪人として捕らえられてしまう。重罰は避けられないかと思われたが、なんとマティアス本人からその才能を見出され、王国軍の騎士として国に貢献するよう命じられてー?これは、何者でもなかった青年が、歴史に名を刻む偉大な英雄となる物語。
無免許勇者の無双譚〈オラトリオ 〉 2無免許勇者の無双譚〈オラトリオ 〉 2
治安を護る勇者が非常に少ない地域を旅するアッシュ。そこでは、神に反逆する闇勇者・オルギアが、呪われたアイテム『メドゥーサ』の力を使って人々に呪いを植え付けていた。闇勇者に因縁があるアッシュは、オルギアを阻止するべく再戦に臨む。そんななか、勇者不足の別の村では自称・勇者の少女・マリーが孤軍奮闘していた。勇気はあるが明らかに実力不足な彼女を見かねて、アッシュたちは『無免許勇者流・勇者道』を教えようとする。不自然なまでに少ない勇者、そこにはオルギアも絡む非道な陰謀が隠されていたー。
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