屋上から落下した氷の塊に頭を打たれ、昏睡状態に陥った夫。暗い予感に脅えながらも友情と希望の力に支えられ、看病を続ける若い妻-人の営みの中にある小さな宝石をすくいあげ、静かな感動をもたらすエリザベス・バーグの最新長編小説。
友情は、死をしのぐことができるか。すべての女性に贈る感動のレクイエム。乳癌で死の床についた中年女性をめぐる女の友情を描く。