小説むすび | 著者 : 市川拓司

著者 : 市川拓司

MMMM

出版社

小学館

発売日

2017年7月12日 発売

市川拓司、4年ぶりの書き下ろし純愛小説! 市川拓司、4年ぶりの書き下ろし! 会えなくなるとわかっていても、ぼくはきみを守りたかった‥‥。 その日、映画の脚本家になることを夢見ていたぼく(佐々時郎/ジロ)は、駅前通りの本屋さんで『ハリウッドで脚本家になるための近道マップ』という名前の翻訳本を立ち読みしていた。 600ページもある高価な本だったから、夏休みに入った最初の日から毎日店に通って、少しずつ全ページを読破する計画だった。 その日も本に没頭していると、急に肩を叩かれ、ぼくは飛び上がった。 (本屋の親父さんについに見つかった!) 恐る恐る振り返ると、そこに彼女がいた。 南川桃(モモ)。 同じクラスにいたけど、一度も口をきいたことがない女の子。 女子のヒエラルキーでも頂点にいるのが当たり前のようなその子が、そのあとぼくに頼んできたのは、伝記を書くことだった。 「伝記? 誰の?」 「わたしの」と、彼女は言った。 『いま、会いにゆきます』『恋愛寫眞 もうひとつの物語』『そのときは彼によろしく』『こんなにも優しい、世界の終わりかた』-- 累計258万部に達する市川拓司×小学館の大ベストセラー恋愛小説群に加わる、新たな傑作の登場です!

こんなにも優しい、世界の終わりかたこんなにも優しい、世界の終わりかた

出版社

小学館

発売日

2016年5月7日 発売

世界が終わるなら、誰に想いを伝えますか? いまさらながらに、みんなようやく気付いたのかもしれないーーもとより、ぼくらに残された時間なんてそんなになかったってことに。 突然、世界は鉛色の厚い雲に覆われた。 雲間から差す青い光が注がれた町は、ひとも獣も、鳥も木も、土も水も、すべてが動きを止めてしまう。誰にも理由はわからない。あっという間に世界は冷えて、どこもかしこもが冬のようになった。 そして凍った町は少しずつ成長していた。 「ぼく」は「彼女」に会いに行くと約束した。最後に電話で話したとき、彼女はとてもおびえていた。 「もう、町には誰もいないの。」ぼくは、ならば「ぼくがそこに行くよ。そうすればもう怖くないよね?」と言った。 これを最後に電話はまったく通じなくなった。むしろこのとき繋がったことのほうが奇跡に近かったのかもしれない。 彼女の住む町まで直線距離で500キロ。 青い光を逃れ、ぼくは彼女に会うことができるだろうか。 彼女はそれまで、青い光に染まらずにいられるだろうか。 『いま、会いにゆきます』『恋愛寫眞 もうひとつの物語』『そのときは彼によろしく』と、累計250万部を超えるベストセラーを連発した著者による、3.11以降究極のラブストーリー。 恋人、家族、友人など、たくさんの愛が描かれた最高の愛の物語です。 【編集担当からのおすすめ情報】 市川拓司さんご本人による本書紹介動画や、ご本人直筆の、本書シーンのイラストギャラリーが掲載された特別サイトが開設されています。小説をお読みいただくと同時に、小説世界のイメージもぜひお楽しみください。 http://www.shogakukan.co.jp/pr/takuji-gallery

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