著者 : 布施龍太
宝くじに当選して脱サラした元商社マンの奥田圭吾。北海道の人里離れた地に移住して悠々自適な独身農家にーと思いきや突然鶏小屋ごと異世界転移!?それでも初志貫徹とばかりに言葉も通じない世界で自給自足の生活を始める圭吾だったがー。異世界だろうが“元”商社マンのスキルは伊達じゃない!?人間嫌いアラフォーのソロ異世界隠遁ライフ開始!
タイロス迷宮の地下五十階層で伝説の魔物とまで呼ばれた死霊魔王と遭遇したパーティ“宵闇の剣”。迷宮道先案内人であるロウの機転もあって、激烈な闘いを制したが、パーティは離散してしまう。なんとかパーティからはぐれてしまったロウとベリィを救出した一行はようやく地上に帰還。ロウとユイカの関係も大きく前進するのだが…。
迷宮道先案内人(ダンジョン・シェルパ)。それは、迷宮探索及び攻略を目指す冒険者たちの手助けー道案内兼荷物持ちを生業とする者たちの総称である。若くして腕利きのシェルパとして知られるロウは、王都で勇名を馳せて迷宮にやってきた勇者のパーティ“宵闇の剣”と契約することに。ひと癖もふた癖もあるメンバーとの探索は順調に進むかに見えたが、かつてない災難がロウを待ち受けていた!
およそ十年に一度、遙か彼方の新大陸を目指し、海を渡る古龍達。「古龍渡り」と呼ばれる、この奇妙な現象を解明するため、ギルドは「新大陸古龍調査団」を結成し、数度に渡り新大陸へと調査団を派遣した。そして五回目の派遣である今回。第五期調査団は過去最大の規模を誇ると言われていた。そんな第五期調査団に一般採用枠の、それも補欠として参加することになった若きハンター、セアック。やる気だけはどのハンターにも劣らない彼が、未知なる新大陸で繰り広げる狩猟と冒険の日々を描く『モンスターハンター:ワールド』公式小説、ついに登場!