著者 : 広井王子
大正二十七年、帝都・東京。まるで花を思わせる、美しい女性が人々の目を集めている。神崎すみれ、帝国華撃団・花組の元トップスタァである。降慶との戦いから、数多の犠牲を経て訪れた平和な世に、彼女は再び乱の兆しを感じ取っていた。彼女は探す。再び帝都を守るために、新たな華撃団の歴史を紡ぐ少女たちを。ゲーム本編の過去を小説化!!乙女の秘話が明かされる!!
ある日、世界中の海から魚が消えた!!この事態に水産省は、巨大なイケスを宇宙に浮かべて魚を育てる計画をスタート。尾道に『尾道宇宙漁業団』が設立され、宇宙漁師が育成されていった。そして近年「漁師にも女性を」という声が高まり、6人の宇宙漁師女子候補生が選ばれた。しかし、男性漁師のなかには古い迷信を信じ、女性漁師を快く思わない者も少なくない。そうした逆境のなか、少女たちはそれぞれの想いを胸に、宇宙漁師への道を歩みはじめるのだが…?ゲームでも語られていない少女たちの過去も描かれる「はじまりの物語」が、ここに!
ダンスこと団子翔市と、ゴールドこと金田辰巳の名コンビが、たまたま黄金探しにチャレンジ。こんどのターゲットは、サイパン沖に沈む、旧日本海軍の金塊2トン、時価数十億円だ!古代イスラエルの金貨でもうけた(「オレたちの黄金伝説」読んでくれたかな?)3億円も、バブルがはじけてスッカラカン。なけなしの三百万をはたいてサイパンに渡ったものの、詐欺にあうやら、幽霊騒動にまきこまれるやらで、前途は多難…。はたして、めでたく金塊を手に入れることができるのか?
時は戦国、嵐の時代、白い米と立身出世を夢見る村の若者たち。そんな中に、伊上家の内乱に足軽として参加した福助がいた。乱戦の最中、福助たちが捕えた三郎左という武士は、伊上家の宝の隠し場所を知っているという。その場所は、竜神の住む滝。ポルトガルから竜探しにきた新米騎士一行も加わって、福助たちの大冒険がはじまった。戦乱の時代を舞台に描く、宝探しファンタジー小説。
ダンスこと団子翔市が、ゴールド(金田)辰巳から見せられた1枚の古文書。それには、日本に密かに渡来したソロモンの黄金の隠し場所がしるされているという。古文書の謎を解くべく集まった、ダンス、ゴールド、雪女、そして御隠居。だが、ダンスたちの同級生、小松とインテリヤクザの遠藤が、別のルートから吉祥大社に秘められた浅草黄金伝説を追う。さらには秘密結社、神聖十字軍やらJCIAまで現れて、黄金争奪大乱戦が始まる。黄金は実在するのか?そして、最後に笑う者は…?