著者 : 志田
フィオナによってホームセンターごと呼び出された女子高生のマホは、困難に直面していた。迷宮の改装を急ピッチで進めるも、少人数での作業は予想以上に大変で、想定の甘さを痛感するマホ。人手も資金も足りず、期日までに終わるかどうか不安が増す日々に万事休すかと思いきや、ダンジョンの深層で倒した水龍の魔石がオークションで法外な額で取引されたことで資金の確保に成功する!それを元手に銀狼族の少年戦士ジガと彼が率いるパーティメンバー、マホと同じ日本から「勇者」として異世界転生したアイネの協力を得て人手不足も解消!急ピッチで改装を進め、ついにプレオープンを迎える!その攻略難易度の高さ故に、一度は廃れかけた『メルクォディア大迷宮』。マイナスイメージを払拭して、マホたちの手によって生まれ変わる。「ダーマ。大迷宮ダーマと名付けます!」これからが本当のスタートだ!
ある日のこと、ホームセンターへ訪れていた女子高生のマホは、突然店舗ごと異世界へ召喚されてしまう。目を覚ますとそこは、世界最大級の未踏破ダンジョン『メルクォディア大迷宮』の最深部だった!地上へ脱出しようにも、すぐ上の階にいるのはダンジョン最強モンスター「レッドドラゴン」で、そいつを倒さなきゃ話にならない状況。唯一の連れ合いは、藁にもすがる思いでマホを呼び出した迷宮探索者のフィオナのみ。マホとフィオナのホームセンター頼りのダンジョン攻略(ただし最下層スタート)が始まる。「なんとかなるよ!だってここには無限に使える商品があるんだから!」-これは、廃迷宮とまで言われたメルクォディアを世界最大の迷宮街へと成長させた魔導主マホ・サエキと、迷宮伯フィオナ・ルクス・ダーマの物語である。
ある日の冒険者ギルドでは、序列5位以内の猛者たちが集まる冒険者会議が開かれていた。従業員募集の結果発表を確認するため、ちょうどその日にギルドにやってきたアイラは、上位冒険者のカミーユに「錬金術師なんてアイテム製造しかできない役立たずだ」と馬鹿にされて落ち込んでしまう。そこに突然、あの人がやってきてー追放された錬金術士が大成功を収める異世界薬屋ファンタジー、第二弾!
前世の記憶を取り戻した公爵令嬢のイリス。彼女は薬剤師だった自分が病気で短命に終わり、大好きな乙女ゲームの世界に転生したことに気づく。実は破滅フラグの多すぎるこのゲーム。悪役令嬢として断罪されたり、ヤンデレな攻略対象から命を狙われたり、疫病流行で財政の傾いた公爵家ごと滅びたりと、ロクな未来が待っていない!?でも、次こそ長生きしたいとイリスは行動開始!手始めに公爵家の経営改善を決めたイリスは、薬剤師の知識で目覚めた万能調薬スキルを使い、香り付きの石鹸を制作。評判が広まり、国内では石鹸ブームが起きるほどに!?さらに、使用人の持病を薬で治したり、領内の水質改善に取り組むイリス。領民の健康を第一に行動していただけなのに、意図せず攻略対象達の好感度も上がってーいつの間にかイリスを巡る恋のバトルが勃発し…?「私、ただ長生きしたいだけなのにー!?」前世薬師のチートな乙女ゲーム転生譚、開幕!
錬金術の才能を買われ、平民でありながら宮廷錬金術士として認められたアイラ。錬金術を使った調合によって、日々回復薬や毒消し薬、ダークポーションやポイズンポーションなどを精製していたが、平民を認めない第二王子によって宮廷錬金術士をクビになってしまう。途方に暮れたアイラは、知り合いの宿屋の片隅を借りて薬屋を始めると、薬の種類と抜群の効果により、あっという間に店は大繁盛。一方、アイラを追放した第二王子は貴族出身の宮廷錬金術士を新たに雇い入れたが、思うような成果は現れず、徐々に窮地に追い込まれていく。起死回生の策を練った第二王子は思わぬ行動に出てー。追放された錬金術士が大成功を収める異世界薬屋ファンタジー、いま開幕!