著者 : 春日みかげ
74年かけて天下人⇒天ぷら食べて無念の死。 波乱万丈な徳川家康の人生は、ここでは終わらなかった。 20歳の身体で異世界転生した家康は、エルフの王女セラフィナの頼みを受け、大将軍として『エッダの森』の改革を進めていた。 家康の慎重&ケチな性格は、豪華絢爛を好むエルフと相性が悪かったが、ダークエルフやドワーフ、暗殺家業を営むクドゥク族との同盟も成立させ、いよいよ人間たちとの大戦が始まった! 本当は敵が死ぬまで引きこもっていたい!? 籠城戦に持ち込みつつもなんとか人間軍の弱みを突いた家康。だが、休戦と引き換えに、人間軍の本丸である聖都に行くことになってしまいーー。 慎重すぎる家康は、すべての種族をまとめることができるのか。そして、全種族かかわらず襲い来る、"魔王"討伐の行方はーー。 20歳の身体に知識は天下人! 超チートな若き家康×天真爛漫なエルフの王女が贈る、異世界統一ストーリー第2弾!
天下人の徳川家康。天ぷら食べて無念の死、と思ったのも束の間、気づけば20歳の肉体で見知らぬ世界に転生していた!? しかもエルフの王女セラフィナを人間の暴漢から救ったことで、滅亡寸前のエルフ族が籠城する『エッダの森』の大将軍に任命されてしまう。 小心者で節約家、敵が死ぬまで戦わずして待てばいい。およそ勇者らしからぬ思考の家康は、心配性ゆえ役に立ちそうな人材を『エッダの森』に集め始める。守銭奴のダークエルフには資金集めを。穴を掘りまくるドワーフには治水工事と抜け路作りを。果ては情報戦を制するため暗殺者一族まで起用。『エッダの森』を徳川幕府並みに改革していく家康だったがーー? 家康が狸爺のイメージの時代は終わった!? 天下人の経験を持った、超チートな若き家康×天真爛漫なエルフの王女が贈る、異世界統一ストーリー。
ジャンヌ・ダルクとモンモランシの死を代償に、ついにフランス王国とブルゴーニュ公国は和平条約の締結を果たした。これにより王位継承権をめぐるフランス王国とイングランドの戦いも収束に向かうが、モンモランシに成り代わり、ジル・ド・レとしてホムンクルスの研究を続けていたラ・トレムイユは、完成までの時間を稼ぐため、さらなる内乱を引き起こそうとする。一方、キリスト教勢力とイスラーム勢力がせめぎ合う東ヨーロッパでは、ワラキア公ヴラド三世の前に謎の二人の美女が現れて…。混沌の百年戦争を描き尽くす歴史戦記+能力バトル+伝奇ファンタジーの三位一体巨編、ジャンヌ編堂々完結!!
イングランドの思惑により“聖女”ジャンヌ・ダルクは、異端の“魔女”として処刑された。だが彼女の死は、フランスの民意を打倒イングランドへと結実させる。フランス各地では占領軍であるイングランド軍への反乱が勃発し、フランス女王シャルロットとブルゴーニュ公国のフィリップが歴史的な休戦協定を締結。運命の騎士リッシュモンはフランス軍元帥に返り咲いた…宮廷と貴族、人民が一丸となって、イングランド軍追放に向けて動き出す中、モンモランシは、ひとり戦線を離れ、ジャンヌ復活の方法を模索し続けていた…。混沌の百年戦争を描き尽くす歴史戦記+能力バトル+伝奇ファンタジーの三位一体巨編、驚愕の運命が待つ第5巻!!
百年戦争末期、フランスは、イングランドに首都パリを攻略され、亡国の危機に瀕していた。そんな中、幼馴染の姫太子シャルロットを救うため、錬金術師のモンモランシと、超人「ユリス」と化したジャンヌが、彼女の軍勢に参戦。オルレアンの解放、パテー会戦で勝利をもたらす。モンモランシたちの活躍により、フランスの正式な女王の座についたシャルロットは、イングランドの同盟国ブルゴーニュ公国のフィリップに休戦協定を持ちかける。だがシャルロットとモンモランシの仲を誤解したジャンヌは、シャルロットの意向を無視して、独自にパリ奪還を目指して進軍していった…。混沌の百年戦争を描き尽くす歴史戦記+能力バトル+伝奇ファンタジーの三位一体巨編、第4巻!!