著者 : 望月拓海
透明なきみの後悔を見抜けない透明なきみの後悔を見抜けない
気がつくと駿府公園の中央広場にいた。ぼくはー誰なんだ?記憶を失ったぼくに話しかけてきた、柔らかな雰囲気の大学生、開登。人助けが趣味だという彼と、ぼくは失った過去を探しに出かける。心を苛む焦燥感。そして思い出す。ぼくは教師で、助けたい子がいるんだ!しかしぼくの過去には驚きの秘密が…。本当の自分が見つかる、衝撃と感動が詰まった恋愛ミステリー。
顔の見えない僕と嘘つきな君の恋顔の見えない僕と嘘つきな君の恋
「君は運命の女性と出会う。ただし四回」占い師のたわごとだ。運命の恋って普通は一回だろう?大体、人には言えない特殊な体質と家族を持つ僕には、まともな恋なんてできるはずがない。そんな僕が巡り合った女性たち。人を信じられない僕が恋をするなんて!だけど僕は知ってしまった。嘘つきな君の秘密をー。僕の運命の相手は誰だったのか、あなたにも考えてほしいんだ。
毎年、記憶を失う彼女の救いかた毎年、記憶を失う彼女の救いかた
私は1年しか生きられない。毎年、私の記憶は両親の事故死直後に戻ってしまう。空白の3年を抱えた私の前に現れた見知らぬ小説家は、ある賭けを持ちかける。「1ヵ月デートして、僕の正体がわかったら君の勝ち。わからなかったら僕の勝ち」。事故以来、他人に心を閉ざしていたけれど、デートを重ねるうち彼の優しさに惹かれていきー。この恋の秘密に、あなたは必ず涙する。
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