著者 : 末次由紀
小説 ちはやふる 結び小説 ちはやふる 結び
新入部員を迎えた瑞沢高校かるた部。全国制覇に向け、予選から部員一丸となって戦うはずだったがー試合当日、千早は太一の突然の退部を知りショックを受ける。進路に、恋に、自分の目指すべき姿に迷う、高校最後の夏。千早、太一、新は再びかるたで繋がれるのか。青春をすべて懸けた一途な情熱の物語、完結!
小説 ちはやふる 上の句小説 ちはやふる 上の句
綾瀬千早は高校入学と同時に、競技かるた部を作ろうと奔走する。幼馴染の太一と仲間を集め、夏の全国大会に出場するためだ。強くなって、新と再会したい。幼い頃かるたを取り合った、新に寄せる千早の秘めた想いに気づきながらも、太一は千早を守り立てる。それぞれの青春を懸けた、一途な情熱の物語が幕開ける。
小説 ちはやふる 下の句小説 ちはやふる 下の句
もうかるたをやめる、新の頑なな態度に、千早は動揺を隠せない。そんな中、圧倒的な強さを誇る高校生かるたクイーン・詩暢の存在を知り、千早は闘志を激しく燃やす。しかし個人戦対策に夢中になるあまり、太一から厳しい言葉を浴びせられた。何のためにかるたをやるのか。それぞれの答を求め、誰もが悩みもがく。
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