著者 : 朽木外記
城主と蜘蛛娘の戦国ダンジョン 2城主と蜘蛛娘の戦国ダンジョン 2
エルメア王国の辺境の地で勝機の見えない防衛戦を辛くも切り抜けた自律型根拠地設営精霊「識別番号丙三〇五六号」。勝利の余韻に浸るのもつかの間、三〇五六号は新たな襲撃に備え、拠点の再構築と防御を図るため軍備を拡大していく中、襲撃した相手が判明したとの報告が届く。報告から、敵方が一枚板ではないことを察した三〇五六号は敵方が対立している別の勢力との同盟を目論み、かの地へ向かう旅に出るが…。
城主と蜘蛛娘の戦国ダンジョン 1城主と蜘蛛娘の戦国ダンジョン 1
光と闇の最終戦争のさなか、自律型根拠地設営精霊「識別番号丙三〇五六号」は、「地下防御陣地を構築し、敵軍の攻撃を可能な限り阻止せよ」という命令を受ける。そこは、人間、エルフ、ドワーフの三族神聖連合に加盟するエルメア王国の辺境の地だった。三〇五六号は、敵の大攻勢が迫るこの地に、わずかな時間で迷宮を作り、魔物を召喚して要撃の準備を整えなくてはならない。召喚した魔物の中からアラクネのテラーニャを片腕とし、三〇五六号の迎撃作戦が今、始まる!
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