著者 : 杉井光
電脳格技メガフィストガールズ電脳格技メガフィストガールズ
共学化したばかりの元お嬢様学校に間違って入ってしまった僕は、校風になじめず授業をさぼってゲーセン通いばかりしていた。そんな僕を呼びつけてきたのが、学園トップ3の超お嬢様たちで構成される謎のクラブ『伝統格式研究会』(?)。マナーや風紀について糾弾されるのかと思いきやー「ゲームセンターというものに行ってみたいの。案内しなさい!」彼女たちは、格ゲーやFPSなどあらゆる対戦ゲームを遊び尽くす『電脳格技研究会』だったのである!ゲームだけが青春、のガチゲーマーラブコメ、開幕!
蓮見律子の推理交響楽 比翼のバルカローレ蓮見律子の推理交響楽 比翼のバルカローレ
大学を留年し、ブログで小銭を稼ぎ引きこもり生活を送る葉山理久央。天才作曲家・蓮見律子の前に引きずり出された葉山は作詞を依頼される。彼女に紡げない「詩情」を彼の文章から読み取ったという。迷いながら引き受けるもある日、若き演奏家の本城湊人と知り合い、名門音楽一家を巡る奇妙な事件に遭遇する。謎は聞こえるが真実は見えないと豪語する律子の調査に巻き込まれるが。
ブックマートの金狼ブックマートの金狼
東京・新宿のど真ん中に位置する『くじら堂書店』店長を務める男・宮内直人はかつて伝説的チームを率い、裏社会にまで名を轟かせた元トラブルシューターだった。そんな彼の元に、久々の“トラブル”が舞い込み…?
終わる世界のアルバム終わる世界のアルバム
なんの前触れもなく人間が消滅し、その痕跡も、周囲の人々の記憶からも消え去ってしまう現象が頻発している世界。そこでは、いつの間にかクラスメイトが減っていき、葬式や遺書は存在せず、ビートルズが二人しかいないのが当たり前だった。そんな世界でぼくは例外的に消えた人間の記憶を保持することができた。そしてぼくは気がつく。人が消えていくばかりの世界の中、いなかったはずの女の子がいつのまにかクラスの一員として溶け込んでいることにー。
PREV1NEXT