小説むすび | 著者 : 杉元伶一

元興信所の冴えない調査員だった相葉潔は女とカネでしくじり、ささやかな探偵事務所を開き細々と生計を立てていたが、ある夜何者かの襲撃をうけて一時的な記憶喪失（逆行性健忘）に陥る。相葉は彼の担当医となった型破りな美人女医・木村瑤子の協力を得ながら欲にまみれた“怪事件”の核心へ一歩一歩近づいて行く。

暴走する若さ、純情きわまる愚行の限りを尽くす大学生たちを襲う実社会の試練“就職”の実態を描く長篇小説。講談社、文春、新潮社からフジＴＶなどマスコミへの入社へ向けての大奮闘。高額初任給とやりがいのある仕事、恋愛まではたして就職戦線の勝利者となるのは誰か？若者たちに大人気の映画原作。

めざせギョーカイ・大手マスコミ！文芸春秋、新潮社、ＮＨＫ、朝日新聞社…。ハチャメチャ４人組の就職突破大作戦。大型新人・杉元伶一初の書下ろし痛快青春小説！