著者 : 来須みかん
社交界の毒婦とよばれる私(1)社交界の毒婦とよばれる私(1)
ファルトン伯爵家の長女セレナは、異母妹マリンに無理やり悪女を演じさせられていた。言うとおりにしないと、マリンを溺愛している父にセレナは食事を抜かれてしまう。今日の夜会でのマリンのお目当ては、バルゴア辺境伯の令息リオだ。-はいはい、私がマリンのお望みどおり、頭からワインをぶっかけてあげるから、あなたたちは私を悪者にしてさっさとイチャイチャしなさいよ…。と思っていたら、リオに捕まれたセレナの手首がゴギッと鈍い音を出す。「叔父さん、叔母さん!や、やばい!」「えっ何やらかしたのよ、リオ!?」骨にヒビが入ってしまいリオに保護されたことをきっかけに、セレナの過酷だった境遇は優しく愛に満ちたものへと変わっていく。
転生悪女の幸せ家族計画 黒魔術チートで周囲の人達を幸せにします転生悪女の幸せ家族計画 黒魔術チートで周囲の人達を幸せにします
黒髪黒目という特異な容姿の公爵令嬢アルデラは、実家から疎んじられ、貧乏貴族のレイヴンズ伯爵クリスに後妻として嫁がされることになった。レイヴンズ伯爵家から温かく迎え入れられたアルデラだったが、何者かの陰謀によって無実の罪を着せられ、処刑されてしまう。黒魔術の力で時間を遡ったアルデラは伯爵家を守るため孤軍奮闘する。黒魔術と意志の力で未来を拓く新感覚ロマンスファンタジー!第2回新人発掘コンテスト銀賞受賞作。
やり直し転生令嬢はざまぁしたいのに溺愛される(ベイル編)やり直し転生令嬢はざまぁしたいのに溺愛される(ベイル編)
家族そろって地味なランチェスタ侯爵家の令嬢セシリア。お茶会をきっかけに、氷の騎士と呼ばれるほど冷たい顔をしているペイフォード侯爵家の嫡男ベイルの婚約者候補になった。初めて会ったベイルは噂通りの冷たさだったが、実は重度のシスコンで、妹クラウディアを溺愛する発言を連発。普通の令嬢なら「無理!」と逃げ出すところだが、セシリアには問題なかった。なぜなら、セシリアのお目当ては、ベイルではなく妹のクラウディアその人だったから…。
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