著者 : 東堂いづみ
その舞いが、奇跡を起こす!豪華スタッフとのコラボから生まれた感動の青春ファンタジー!二〇二一年九月『ポッピンQ-時守たちのラストダンス』として発表された作品を改題。
2005年2月から2006年1月まで放映していた、プリキュアシリーズ2作目の小説化。日常の中のあわい恋心、会社員としての仕事のあるある、転じて、宇宙の成り立ちや、星への誘い、ひかりのアイデンティティへの悩み、そして戦いのシーンと次々にテーマが変わり、それが最後に見事に集約する展開。 「お花には、妖精さんが住んでるポポ?」ポルンはまあるい頭を回して、ひかりを見上げた。同時に大きな垂れ耳がぴょこんと動くーー モフモフな妖精の感触や、やさしいひかりの声が聞こえるような柔らかい文章から小説は始まる。 何度もビブリスの首筋を狙ったホワイトは、あっさりと逆に首を打たれた。「あーー!」思わずホワイトは倒れ込む。すぐに立ち上がるが、頭がぐわんぐわん揺れるような気持ち悪さが襲ってきた。ホワイトはそれを堪え、今度は足技を仕掛けにいくーー 息遣いと体力のかけ具合が自分の体に入ってきて、戦いを読む醍醐味が伝わる。さらに、 「デュアル・オーロラ・ウェーヴ!」 七色の光が二人を包む。その中でなぎさの体を、黒を基調としたコスチュームが覆っていく。胸には薄ピンクの大きなリボン、肩口やスカートの裾には同色のフリルが揺れるーー プリキュアファンなら知っているからと、おろそかになりがちな、プリキュアそのものの丁寧な描写が続き、まるで目の前にプリキュアが降り立ったように頭に画像が浮かぶ。 ここまできた「読むプリキュア」第6弾はじまる!
もうすぐナージャは、16歳。長い旅を終え、夢にまでみた母コレットとの再会を果たし、ウィーンで楽しい日々を送る。誕生日には、盛大なお祝いの舞踏会も開かれる。ナージャはとても幸せだった。しかし、そんなナージャの胸の中にはもう一つの思いがあった。私だけがこんなに幸せでいいはずがない。アップルフィールドで一緒だった仲間たちは…。運命の女性ナージャは、大きな決心をしたー。
卒業式の日、異世界の「時の谷」に迷いこんでしまった中学3年生の少女たち。5人の少女たちは、それぞれ誰にも話せない迷いを抱えていた。そんな彼女たちに、不思議な生命体「ポッピン族」が、世界を救って欲しいと言ってきて…。15歳、時間が止まった私たちー。迷い、逃げていた少女たちが、世界を救う物語。アニメ映画ノベライズ。
アニメの翌年、中学3年生になった主人公の響(ひびき)は、ドイツに音楽留学をする準備中。幼なじみの奏(かなで)もパティシエ学校の受験準備で、響は孤独を感じています。ある日、響や奏の先輩、王子先輩が行方不明になり、犯人捜しが始まります。同時に黒い雲が加音町を覆って町の人々を吸い上げ、響と奏が取り残されます。黒い雲の正体は何か、響と奏はみんなを救うことができるのか。全編、響の一人語りで綴られる物語です 2011年2月から2012年1月まで放映していた、プリキュアシリーズ8作目。音楽がテーマのプリキュアで、幼なじみの2人から始まり、3人目は敵方、4人目は小学生がプリキュアに変身する、プリキュアシリーズのなかでも話題の多い作品です。2016年10月末映画公開中のプリキュアノイズの多いタイミングに合わせて、小説プリキュア文庫第5弾として刊行します。アニメの翌年、中学3年生になった主人公のキュアメロディこと響(ひびき)が、ドイツに音楽留学するための準備に入っているところから物語はスタートします。幼なじみのキュアリズムこと奏(かなで)も、パティシエ学校の受験準備にまい進し、キュアビートことエレン、キュアミューズことアコもそれぞれの道にいそしんで、響は孤独を感じています。ある日、響や奏があこがれている王子先輩が行方不明になり、犯人さがしが始まり、二人が住む加音町に不穏な空気が広がります。同時に黒い雲が立ち込め、その雲が加音町の人々を吸い上げ、町に人がいなくなり、最後に響と奏が取り残されてしまいます。黒い雲の正体は何か、響と奏、エレンとアコはプリキュアになってみんなを救うことができるのか。全編、響の一人語りで綴られる物語は、読みやすく、思春期の女の子の気持ちにぐいぐいと読者を入り込ませる構成です。
成長した5人。壁にぶつかりながらもそれぞれの夢に向かって奮闘する。だが大切な友達の存在を忘れてしまうこの「絶望の世界」は本当に現実? 未来と笑顔を取り戻すためには、大人のままプリキュアに変身するしかない! 原作アニメの「その後」を描く。みゆきは書店員に、あかねは家業を継ぎ、やよいは漫画家デビュー、なおはサッカーチームのコーチに、れいかは中学校の教員に、それぞれ成長して日々を過ごしている。やがて壁にぶつかる5人だが、「この世界はなにかおかしい」ことに気づく。大切な友達の存在を忘れてしまうこの「絶望の世界」は本当に現実? 未来と笑顔を取り戻すためには、大人のままプリキュアに変身するしかない? 第一章 星空みゆき 第二章 日野あかね 第三章 黄瀬やよい 第四章 緑川なお 第五章 青木れいか 最終章 最高のスマイル
アニメの1年後、プリキュアだった4人は中学3年生になり高校受験を控えます。それぞれの未来をめざす友人をしり目に主人公のラブは将来の夢を決めかねて。そんなとき、「魔フィスト」と名乗る黒いマントの男が現れ、「フシアワーセ」という化け物を次々に生み出し、町はパニックに! プリキュアになる4人。「魔フィスト」を生み出した意外な人物。妖精のタルトも関西弁で大活躍!恋と受験とファンタジーとパニックの青春活劇。 2009年2月から2010年1月まで放映していた、プリキュアシリーズ4代目。プリキュア市場がもっとも盛り上がった「フレッシュプリキュア!」の小説です。2016年3月のプリキュアオールスターズ映画公開に合わせて、小説プリキュア文庫の第3弾として刊行します。アニメの1年後、プリキュアだった4人が中学3年生になり、高校受験を控えたところから物語はスタートします。それぞれの未来をめざして受験勉強に励む友人をしり目に、主人公のラブは将来の夢を決めかねています。そんなとき、「魔フィスト」と名乗る、あやしい黒いマントの男が現れ、「フシアワーセ」という化け物を次々に生み出し、町はパニックに! 変身アイテム、リンクルンを復活させてプリキュアになる4人、増幅する「魔フィスト」の魔力、「魔フィスト」を生み出した意外な人物、エンジェルピーチ登場か!? 敵方だったサウラーとウエスター、妖精のタルトとシフォンも大活躍。恋と受験とファンタジーとパニックがおりまざった青春活劇を心ゆくまで堪能します。
ベローネ学院女子中等部2年の美墨なぎさと雪城ほのかは、キュアブラックとキュアホワイトとなってプリズムストーンを狙うジャアクキングの手先たちの攻撃に立ち向かっていく。ほのかの祖母さなえとミップルとの間におきた、今から60年前の出来事の秘密が明かされる……。 ごく普通の女の子だった、ベローネ学院女子中等部2年の美墨なぎさと雪城ほのかは、キュアブラックとキュアホワイトとなってプリズムストーンを狙うジァクキングの手先たちの攻撃に立ち向かっていく。ほのかの祖母さなえとミップルとの間におきた、今から60年前の出来事の秘密が明かされる……。人気アニメ「プリキュア」シリーズの描き下ろしオリジナル小説が、ついに登場します。カバーイラストを飾るのは、稲上晃氏。こちらも、見逃せません! 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章
花咲つぼみと来海えりか、明堂院いつきは、キュアブロッサム、キュアマリン、そしてキュアサンシャインとなって世界を砂漠化して征服しようとする「砂漠の使徒」と戦うことになる。そして、彼女たちの前に立ちはだかるダークプリキュア。その過去ある生い立ちと、苦しみ。さらに、変身能力を失った、月影ゆりは、再びキュアムーンライトとなることはできるのだろうか? シプレ、コフレ、ポプリと出会った花咲つぼみと来海えりか, 明堂院いつきは、キュアブロッサム、キュアマリン、そしてキュアサンシャインとなって世界を砂漠化して征服しようとする「砂漠の使徒」と戦うことになる。そして、彼女たちの前に立ちはだかるダークプリキュア。その過去ある生い立ちと、苦しみ。さらに、変身能力を失った、月影ゆりは、再びキュアムーンライトとなることはできるのだろうか? カバーは、人気キャラクターデザイナーの馬越嘉彦氏のイラストを使用! 第一章 キュアムーンライトの誕生 第二章 キュアムーンライトの挫折 第三章 新しいプリキュア 第四章 キュアムーンライトの復活! 第五章 父よ