著者 : 松原葉子
三十代のダメ男ベンと幼児のようなぽんこつロボット・タングの世界半周の旅を描く『ロボット・イン・ザ・ガーデン』。ベンと元妻エイミー、娘のボニー+タングとジャスミンのロボット二体という風変わりな家族を描いた『ロボット・イン・ザ・ハウス』。好評シリーズ第三弾がいよいよ日本上陸!プレスクールに通い始めたボニーを見て、タングが言い出した。「僕も学校に行きたい」。果たしてタングは人間の学校に入学できるのか…?ケンカ、別れ、新た出会い。毎日がてんやわんや、でもあったかくて愛おしい家族の日々に笑って泣ける、ハートフル小説。
AIが活躍する近未来のイギリス。妻に去られた三十代ダメ男のベンと、庭に現れたぽんこつ男の子ロボット・タングの旅と友情、成長を描いた『ロボット・イン・ザ・ガーデン』。多くの「タング・ロス」の声に応え、続編が登場。ベンと元妻エイミーに女の子ボニーが誕生して九カ月。二人は微妙な関係のまま、タングとボニーの両親として暮らしていた。お兄ちゃんになったタングは、妹のお世話をしようと大奮闘。喜んだりやきもちを焼いたりとてんやわんや。そんなある日、庭にまた一体のロボットが…。人間とロボットの絆を描く、面倒くさくも愛おしい家族の物語。
AI(人工知能)の開発が進み、家事や仕事に就くアンドロイドが日々モデルチェンジする近未来のイギリス南部の村。弁護士として活躍する妻エイミーとは対照的に、親から譲り受けた家で漫然と過ごす三四歳のベン。そんな夫に妻は苛立ち夫婦は崩壊寸前。ある朝、ベンは自宅の庭で壊れかけた旧型ロボットのタングを発見。他のアンドロイドにはない「何か」をタングに感じたベンは、作り主を探そうと、アメリカへ。中年ダメ男とぽんこつ男の子ロボットの珍道中が始まった…。タングの愛らしさに世界中が虜になった、抱きしめたいほどかわいくて切ない物語。