著者 : 柊彼方
大国アストリアの第二王子、ニート・ファン・アヴァドーラ。“穀潰士”を自称する彼は、無自覚ながらも魔術の天才!生来の引きこもり気質はありつつも、国立魔術学院に通っていた。1学期が終わり、待ちに待った夏休みが到来!思う存分グータラできる!とニートがホッとしたのも束の間、半強制的にダンジョンでの強化合宿に参加することに。しかし、魔術が封じられたはずのダンジョンで、なぜかニートたちは魔術が使えてしまい、急速に合宿がイージーモードに変貌!しかもここは南国。激美味グルメに砂浜眩しい青い海…引きこもることも難しい、最高のバカンスが始まる!
大国アストリアの第二王子、ニート・ファン・アヴァドーラ。“穀潰士”を自称する引きこもりな彼は、無自覚ながらも魔術の天才!その才能でお家生活を快適にして楽しんでいたが、父王の命令で渋々、国立魔術学院へと入学することに。10年ぶりに外に出たニートを待っていたのは、数々の個性的な学友との出会い。案外悪くない学院生活を満喫しつつも、唯一気になるのは、自分以外の人間が弱すぎることだった。やがて、ニートを無自覚気質に育てた元凶、第一王子アレクがとある大事件を起こす。国の未来がかかった騒乱の中、ニートの運命が変わり始めるー!
冒険者ギルド『雲隠の極月』を結成した助言士ロイド。自分を追放したトップギルドの打倒を目標に掲げつつも、まずは足場を固めることから始める。ロイドが力を入れたのは、仲間のさらなる育成と、新規メンバーの勧誘。その中で鬼頭族の双子を引き取ることになる。リィ、ミィという名前の彼女たちは、別のギルドで「失敗作」と呼ばれ、雑用係を押し付けられていた。しかし、ロイドは敢えて二人を冒険者として採用。そして、「手をつないで戦う」という奇妙な助言をするー不遇な者に眠る素質を磨く!底辺ギルドの大逆転ファンタジー、第2弾!
最強の冒険者ギルドを、陰から支えてきた“助言士”のロイド。彼は人の隠れた素質を見抜くことが出来、的確な“助言”で多くの才能を開花させてきた。しかし、不幸にも用済み扱いを受け、追放されてしまう。そんな彼の運命が、D級魔術師・エリスとの出会いで変わり出す。一見何の才能もない彼女だがーなんと初級魔術“ウォーターボール”を極めし者だった!?やがてロイドは新たなギルドを立ち上げる。それは不遇な素質持ちばかりを集め、才能を発掘しようというもの。助言の力で、どんなポンコツでも最強に!底辺ギルドの大逆転ファンタジー、開幕!