著者 : 柚子れもん
「俺は一度もお前を妹などと思ったことはない」 義兄に見捨てられ、 無実の罪で処刑された公爵令嬢オルタンシア。 だが気付くと、公爵家に引き取られた日まで時間が戻っていた! 《ジェラールは確かに、あなたのことを愛していたのです。……その愛によって、世界を壊してしまうほどに》 女神によると、オルタンシアの死をきっかけに義兄が魔王となり混沌の時代に突入してしまったため、時間を巻き戻したという。 生き残るため冷酷な義兄と仲良くなろうと頑張るオルタンシア。 でも、冷たかった兄から過保護に愛されているのですが!? ツンデレなお兄様と妹の、死に戻り溺愛ファンタジー開幕!
成人の年を迎え、竜族の皇帝に謁見することになった妖精族の王女エフィニア。しかし皇帝グレンディルに出会った途端、なんとエフィニアが彼の「運命の番」だということが発覚する。驚くエフィニアだったが「あんな子供みたいなのが番だとは心外だ」という皇帝の心無い言葉を偶然聞いてしまい…。ならば結構です!傲慢な皇帝の溺愛なんて望みません!他の側室の嫌がらせにもめげず、エフィニアはのびのびと後宮ライフを満喫。やがて後宮に迷い込んだ小さな竜とも仲良くなるが、どうもこの竜には秘密があるようで…。竜族皇帝×妖精王女のすれ違い後宮ファンタジー!
国の一大プロジェクト『王子の恋を応援し隊』その任務は、王子とヒロインの恋を物語顔負けのラブロマンスに演出し、成就させること。そのための立役者「悪役令嬢役」として選ばれたのは、国一番の令嬢(だけど、ポンコツ気味)のメリアローズ。彼女は、メガネを取ると魅力が溢れだす「王子の取り巻き役」や令嬢に大人気な「当て馬役」といった仲間達と、ヒロインをいじめる?毎日を過ごすことにー。王子の婚約者(仮)にもなり、悪役令嬢として大活躍!しているはずなのだが、王子とヒロインの恋が進展している様子はなくて…?一体、どういうことなのよ〜!?