著者 : 根本ノンジ
“まだ身近で少し懐かしい”平成時代を『正直不動産』の脚本家・根本ノンジが大胆かつユーモア盛りだくさんに描く、青春グラフィティ。平成に元号が変わった最初の日に生まれたヒロイン・米田結(愛称:おむすび)。福岡県の糸島でおいしいものを食べて能天気に育つが、実は複雑な事情があり…。ひょんなことから伝説のギャルの妹だと知られ、なぜかギャルになる羽目に。その掟は「他人の目は気にしない。自分の好きなことは貫け」。ギャル魂に目覚めた結は、恋に夢にと爆走するがー。自分らしく思いっきり楽しみ、時に悩みながら、パワフルに明るく生きていく平成青春物語。連続テレビ小説「おむすび」完全小説版。
法医学者の万木朝顔が、刑事である父・平の部下の桑原と結婚してから5年の年月が流れていた。二人の間にできた娘・つぐみは4歳になり、同居している平の協力も得ながら育てつつ、それぞれの職務を全うしていた。ある日、桑原の県警捜査一課への異動が決まるが、同じ時期に、2011年の東日本大震災で行方不明になった朝顔の母・里子の手袋が見つかったとの連絡が入るー。日々起こる事件を縦軸に、母の行方を横軸に物語は進行し、クライマックスを迎える完結編!
ある日、新米法医学者・万木朝顔が勤務する興雲大学法医解剖室に、管轄エリア内の野毛山署に異動したばかりの刑事の父、平が女性の遺体の解剖依頼に訪れた。発見されたのは倉庫だったが、溺死と思しき結果が出る。朝顔は真摯に遺体と向き合い、平は女性が殺された現場を突き止め遺留品捜査を徹底することで、事件解決へと近づいていくー。遺体から見えてくる真実を追究する日々を送りながらも、二人は2011年に起こった東日本大震災で行方不明になった母を忘れられないでいた…。さまざまな物語が交錯する法医学ドラマ。
ニューヨークで暮らすことを夢見る英会話講師・桜庭潤子と東大出の僧侶・星川高嶺の笑いあり涙ありのラブコメディー。天真爛漫な潤子に一目惚れしてしまった星川は、僧侶でありながらストーカーまがいのアプローチを仕掛ける。一方で、友人の三島、職場の上司の清宮など、潤子の周りのイイ男達が次々告白。三十歳直前にモテ期に突入した潤子が、最後に選ぶ道は、恋かニューヨークか星川か…?コミックス累計三百万部突破『5時から9時まで』(相原実貴・著)のフジテレビ系月9ドラマ化作品をノベライズ。ドラマともコミックスとも違うラストも必見。