小説むすび | 著者 : 樋口直哉

著者 : 樋口直哉

星ヶ丘高校料理部 偏差値68の目玉焼き星ヶ丘高校料理部 偏差値68の目玉焼き

出版社

講談社

発売日

2018年5月15日 発売

星ヶ丘高校料理部、いまは廃部寸前の部に友だちに誘われてうっかり入部した皐月。ある日、学外見学で訪れた、葡萄農園の野々村から不思議な話を聞く。第二次大戦最中、ワイン醸造も行っている野々村の醸造所から、一夜にしてワインが消えたのだという……!? 真相を解明するため、部員たちの美味しい謎解きが始まる! 目玉焼き、ケーキ、焼きそばにカレー、読んで楽しく、料理まで上手になる、最高の料理ミステリ小説集です。 私立星ヶ丘高校理部、歴史ある部だが、いまは廃部寸前。そんな料理部に友だちの藤野に誘われてうっかり入部した篠原皐月。顧問の沢木先生と謎多きイケメン部長の内海。 入部テストに沢木から出された課題は<目玉焼き>。聞けば、目玉焼きをを上手につくれれば、大半の料理は上手くなるのだという!? 料理をしたことがほとんどない皐月だが、藤野、内海と共にだんだんと料理の奥深さに引き込まれていく。 そんなある日、学外見学で訪れた、葡萄農園の野々村から不思議な話を聞く。第二次大戦最中、ワイン醸造も行っている野々村の醸造所から、一夜にしてワインが消えたのだという……!? その真相を解明するために料理部員たちの美味しい謎解きが始まる!  目玉焼き、ケーキ造り、焼きそばにカレーまで、読んで楽しく、料理まで上手になる、最高の料理ミステリ小説集です。

スープの国のお姫様スープの国のお姫様

出版社

小学館

発売日

2017年3月7日 発売

謎解き×薀蓄が美味しい6皿のスープの物語 元料理人の僕は、別れた恋人から奇妙な仕事を紹介される。それは、湘南に建つ古い屋敷で、一人暮らしの高齢のマダムのために、毎晩一杯のスープを作ること。報酬は破格だった。 屋敷で、僕はマダムの孫娘である風変わりな美少女・千和に出会う。両親を事故で失くした千和は心を閉ざしていたが、母の遺した料理本を愛読し、古今東西の料理について膨大な知識を持っていた。幼い頃に母と離れ離れになった僕は、千和に自分と似たなにかを感じ、二人は少しずつ心を通わせていく。 終戦後に食べた想い出のポタージュ・ボンファム、ビールのスープ、画家ロートレックが愛したスープ、偽ウミガメのスープ、せかい1おいしいスープ……。僕と千和は力を合わせて、無理難題のようなリクエストのなかに隠された”謎”を解いていく。 そしてついに僕は、ずっと探し続けてきた「母と最後に食べた想い出のスープ」の手がかりを見つけるがーー。 哀しみから再生し、明日を向いて歩む力をくれる6皿のスープの物語。 【編集担当からのおすすめ情報】 著者は、現役のフレンチの料理人としても活躍中。文庫版特典として、作中に登場するスープのレシピを収録しています。装画は浅野いにお氏、解説は『大人ドロップ』『荒川アンダー ザ ブリッジ』監督の飯塚健氏。

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