著者 : 横尾忠則
ポルト・リガトの館ポルト・リガトの館
スペインのダリの館で日本人画家が経験する怪異譚(「ポルト・リガトの館」)。アマゾンの大湿原帯で元夫婦が遭遇したものは?(「パンタナールへの道」)。カシミールの高原湖で性の秘儀を会得する芸術家(「スリナガルの蛇」)。異国を旅する三つの能仕掛けの物語が絡まりあい、現実と幻想のあわいへ誘う。
ぶるうらんどぶるうらんど
まずは「ぶるうらんど」に面食らい、次に「アリスの穴」で出口の見えない迷路に迷いこむかもしれません。ただ、そこであきらめないでください。「CHANELの女」で点が線へ、「聖フランチェスコ」では線がついに面となり、さらにその先の次元へと誘ってくれます。横尾忠則、初小説!誰も見たことがない、永遠の愛の物語。
リングリング
同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した4人の少年少女。雑誌記者の淺川は姪の死に不審を抱き、調査を始めるが!?見た者は死ぬという“呪いのビデオ”をめぐる、日本中を震撼させたホラー小説の金字塔!
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