著者 : 樽見京一郎
美しい白エルフたちの国・エルフィンドと、稀代の名君・グスタフ王率いる魔族連合国家オルクセンの、因縁の戦いが激化! 双方に数多の被害を与え、悲劇を巻き起こしながら、雌雄を決するときは、近づきつつあった。エルフィンドから逃げ延びたダークエルフ族は、ディネルースを筆頭としたオルクセン最強の《牙》として、仇敵の同族の喉元に歯を立てるがーー。血湧き肉躍る異世界戦争群像劇、シリーズ第6弾!
オークを魔種族を擁する連合国家オルクセンと、エルフたちの国エルフィンドの因縁の戦いは、いよいよ激化していた。ネニング平原での会戦は苛烈を極めて……もはや戦を決するのは、鉄と血の量だけだ。《平和なエルフの国を、野蛮なオークが焼き尽くす》という「異世界ファンタジーあるある」の常識を覆した異世界戦記第5弾!
魔種族統一国家オルクセンの王グスタフは、オークらしからぬ穏やかで理知的な名君と名高い。それは彼が特殊な事情を抱えてこの世界に生まれてきたためであった。 グスタフ王は故郷を追われ臣民となったダークエルフの美女ディネルースと心を通わせ、ついにエルフたちの国エルフィンドに宣戦布告する。奇襲ともいえる神速の開戦により、戦いはオルクセン軍の圧倒的有利で進むかに思われたが……。 重厚にして胸アツ! 空前絶後の異世界軍事ファンタジー、待望の第3弾!
オークの国オルクセンの王グスタフ・ファルケンハインは、聡明かつ穏健な牡(おとこ)である。だが、オーク族の悲願達成と、自らを頼りとする臣下国民のためならば、ときに狡猾な策をも弄する。それが、今回の対エルフィンド開戦にまつわる「奇策」だった。 エルフたちの国ーー故郷エルフィンドで卑劣な虐殺と迫害の憂き目に遭い、白エルフたちに復讐を誓いオルクセンに身を寄せた黒エルフの氏族長ディネルース・アンダリエルは、今や名実ともに「王のもの」となった。愛する牡との充実した幸福感に包まれる日々は瞬く間に過ぎ、水面下でじわじわと準備を進め牙を研いでいたオルクセンは、ついにエルフィンドに宣戦布告を行うのだった……。 圧倒的な筆致でえがく「銃と魔法」の異世界軍記ファンタジー、待望の第2巻登場!!
「銃と魔法」の時代。オーク族を筆頭に多数の魔種族を擁する連合国家オルクセンと、美しいエルフたちの国エルフィンド。歴史的対立を深める両国家の国境で、オークの王グスタフと、故国を追われたダークエルフ氏族長ディネルースは、運命の邂逅を遂げた……。平和なエルフの国を、野蛮なオークが焼き尽くすーーそんな「異世界ファンタジーあるある」の常識を覆した異世界戦記がここに誕生!