著者 : 武上純希
オリハルコンの剣(3)オリハルコンの剣(3)
3人の友と生き別れになりながらも、アレクサンドロスは、ついに、未知の力を秘めるオリハルコンの剣を手に入れた。しかし、アスカの賢者たちによって、異世界に封じ込められてしまう。そこは心に浮かぶ事柄が現実と化す異空間だった。アスカの少女との再会も束の間、巨大なドラゴンが、野心に満ちた騎士の生んだ異形の怪物が、アレクサンドロスに襲いかかる。若き日のアレクサンドロス(アレキサンダー大王)の冒険と闘いの物語、ここに完結。
オリハルコンの剣(1)オリハルコンの剣(1)
アレクサンドロス(アレキサンダー)大王の若き日の伝説が、いま語り始められる。王子アレクサンドロスは、仲間たちと共に伝説の島アトランティスを探しに、学問所を抜け出し、エーゲ海に船出する。襲いかかる刺客たち、火山島の翼を持つ少女、謎の仮面男、そして迷宮の魔神-。アレクサンドロスは果たして力の源、オリハルコンの剣を手にすることができるのか。いつの時代も、少年は自分の可能性を信じ、冒険の旅に出る。
鬼界バージン戦争鬼界バージン戦争
ふつう鬼というと、まず地獄の赤鬼あたりを連想するんじゃないかな?ところがどっこい!物語は、雨の夕刻、六本木交差点の路上から始まるー。男は横断歩道の中ほどで、足をもつれさせるようにして倒れこんだ。すぐ横を歩いていた外人の紳士が、ひと言ふた言声をかけながら、男に手をさしのべた。「グルルルル…」すると、倒れた男は意味不明の声をあげ、外人の手をはねのけた。その次の瞬間、異様な叫びを放ったのは、男の顔を覗きこんだ外人のほうだった。-人類の破滅をもくろんだ鬼が超能力を操り、ここに復活した!
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