著者 : 武本糸会
コミック 獣の奏者4コミック 獣の奏者4
カザルムへ行幸し、エリンとリランの絆を知った真王は、エリンを王都の王獣保護場へと誘う。禁じられたはずの幼獣の誕生を喜ぶ彼女に、エリンは疑問を抱く。人と獣が触れあってはならないという規範を定めたのは代々の真王なのだ。王都への帰途についた真王を、突如闘蛇軍が襲う。真王を救うためには、母の一族が命を懸けて秘してきた技を使い、リランを争いの道具とするしかない。惨劇を目の前に、エリンは決断を迫られる。
コミック 獣の奏者3コミック 獣の奏者3
幼獣リランの命を救ったエリン。リランはエリンを母と慕い、竪琴と鳴き声で思いを交わすようになる。恐怖ではなく、愛情で人と獣が通じ合える。そう信じるエリンは、定められた王獣規範に従わず、リランを育てると決め、やがてリランは美しい成獣に成長した。ある日、母と同じ目をした男に出会ったエリンは、王獣を縛る規範に隠された悲劇を告げられる。リランの存在は、結んだ絆は、惨禍を招くようなことなのだろうかーー。
コミック 獣の奏者2コミック 獣の奏者2
真王の誕生日の宴で、王権の転覆を狙う〈血と穢れ〉が動いた。真王を狙った矢は王権の象徴である王獣をかすめ、護衛のイアルに突き刺さる。誰が刺客を放ったのか。疑念が王都を覆う。ジョウンと蜂ともに野山を巡り14歳になったエリンは、母と同じ獣ノ医術師を志しカザルム学舎で学び始める。そこには矢傷を負い、人間を拒む幼い王獣リランがいた。エリンはリランの命を救うため、獣と心を通わそうとする。大河コミック第二巻。
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