著者 : 水島朱音
獣は箱庭に踊る獣は箱庭に踊る
初依はカラスの神の血を引く女子高生。かつて動物の神々が争ったという歴史のある土地で生まれ育ちながらも、それは遠い昔の話と考えていた。ところが狐の一族が再戦の兆しを見せている、との情報が流れこんでくる。狐の襲来に備え味方を増やすため、他の種族の男を婿に迎えるように言われる初依。密かに思いを寄せる相手がいる彼女はその話を拒むが、婚姻相手としてやってきたのは他でもない片思いの相手、鹿の血を引く青年・世生だった。
精霊学園には魔法と事件が渦巻いている精霊学園には魔法と事件が渦巻いている
人間界へ行くことを夢見る落ちこぼれ精霊のラシャは、ある日学園内に隠されていた秘宝から不正に魔力を入手してしまう。しかもその現場を生徒会役員のベルウスに目撃されていた!焦るラシャにベルウスは取引条件を持ちかけ、条件をのむなら不正を見逃してやる、と言ってくる。しかしこの男、成績優秀で愛想の良い優等生というのは表の顔で、本性は横暴で意地の悪い猫かぶりだった!そんな彼に弱みを握られたラシャの運命は…!?
女神の子女神の子
崩壊を始めている大陸で一人旅をしているイオ。ある日シューノと名乗る青年と出会い、初対面でいきなり秘密を暴かれる。しかもシューノはなぜかイオの旅に同行したいと言い出し、強引な彼に押されるようにして奇妙なふたり旅が幕を開けた。そんな中で、イオとシューノの前に突如現れたのは、神聖騎士団を名乗る面々。彼らは「迎えに来た」と告げるのだが、イオは何のことだかさっぱりわからず…。世界の謎と運命の恋を描く異世界ファンタジー!
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