著者 : 池中織奈
クイシュイン公爵家の長女であるベルラはある日、魂だけとなり身体を別の魂に奪われてしまう。魂の受け入れ先を失いさまようベルラは、魔導師のディオノレと出会うのだった。彼から、魂だけの存在はいずれ消えてゆくと教えられ悲嘆にくれるベルラに、ディオノレはひとつの提案をもちかける。それは、彼が長年研究している人造の身体“ホムンクルス”をベルラの身体とすることー。こうして、ディオノレがパパとなり新たな生活がはじまった!!
幼い頃に、とある高貴な女性に「悪役令嬢」のレッテルを貼られて、貴族社会で孤立してしまったオティーリエ。 苦しい立場で耐え続けながら、王族や貴族の子女が入学する学園に入ることに。 年々酷くなる周囲からの対応に耐えながら、オティーリエは学生生活を続ける。なぜならーー 学園内で婚約者が見つからなければ、オティーリエは貴族の地位を棄てて平民になる約束を両親と取り付けていた。
獣人やエルフ、そして民族たちと新しい村で生活をはじめたレルンダ。 すると、人間たちに捕らわれていた獣人たちが、逃げのびてこちらに無事合流! 涙ながらに再会を喜んでいたのだが、因縁深いミッガ王国の騎士も同行していたので一転、村は混乱に陥る。 さらには、謎の多き『翼を持つ者』がやってきて、「我々の神と会ってくれ」とお願いされ……!? ずっと秘されていた『神子』の真実が明かされる、第5巻!
新天地に辿り着き、仲間たちと新たな村づくりを始めたレルンダ。 自分の力が起こす不思議な現象に、『神子』であると自覚し始めた一方、『神の娘』と呼ばれている民族の少女フィトが自分と似た存在なのかが気になる。 フィトの正体を確かめようと思っていると、村に新たな訪問者が! 双子の姉が『偽神子』だと気づいた神官イルームがレルンダを探しに来たのだ。 彼はレルンダを強制的に大神殿へ連れて行く気なのか、それともーー? 『神子』の立場をめぐって双子の姉妹に急展開が訪れる第4巻!
エルフが仲間に加わり、安住の地を求めて旅を始めたレルンダ。 『神子(みこ)かもしれない力』を過信せず、契約した精霊フレネに魔法を教えてもらいながら日々努力中! モフモフなグリフォンたちにも協力してもらって新しい村を作り始め、これからが楽しみ……なはずだった。 ところがある日、森で魔物に襲われていた民族を助けると、「一緒に住まわせてくれ」と交渉してきた。 一筋縄ではいかない相手に苦戦する中、レルンダの周りでは不思議な現象が起こり始め……!? 捨てられ幼女が『神子かもしれない』ことに向き合う第三巻!
実は『神子(みこ)』かもしれない、影の薄い妹レルンダは、いつもどおりモフモフに埋もれる生活を楽しんでいた。 しかし、王国の人間たちに獣人の村が見つかりそうになってしまい、急いでお引越しをすることに。 森の湖で出会ったエルフの村に招かれるも、なんだか様子が変? どうやら大事な精霊樹に魔物が棲みついているらしい。 人間嫌いのエルフたちとも仲良くなりたいレルンダは、みんなで協力して魔物を退治しようとするがーー!? 「精霊と、契約できるかな……?」 新たな仲間は精霊!? 捨てられ幼女の成長物語、第二巻!
WEB発! 1,700万PV超★ 双子の姉は、美しさゆえに『神子(みこ)』として保護されたが、影の薄い妹レルンダは、魔物が蔓延る危険な森に捨てられてしまう。 独りぼっちのレルンダは行き倒れを覚悟するがーー森で最強の魔物グリフォンと空を飛ぶ馬(スカイホース)に助けられ、うっかり契約してしまった! 「姉と違って特別じゃないのに、いいの……?」 さらには獣人と心を通わせたり、不思議な力に目覚めたりして、どうやら本当の『神子』はーー!? 落ち込むこともあるけれど、モフだらけのほっこり生活を満喫します!